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2006/06/23(金)
古い小説
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火曜日に大阪でCDを何枚か買ったので、MP3に変換してモバイル・プレイヤーに入れて通勤途中に聴く事にした。 外で音楽を聴くのは外界に対して無防備になる気がするので、あまり好きじゃないのだが家でも聴く間が無いので電車の中で聴く事にした。 通勤途上、ブルーハーツを聴くと朝からテンションが上がっていいかもしれない。
最近缶コーヒーのテレビCMで、ブルーハーツの1001のバイオリンが使われているので、勢い火曜日にベスト盤を買ったのでした・・・ CMに使われている、バイオリンの演奏の「1001のバイオリン」と、演奏はドラムにギターにベースというロックな「1000のバイオリン」の両方が収録されており、聴き比べるとバイオリン演奏の方が歌詞のチカラが強く感じられる気がする。 ブルーハーツは青臭い程に歌詞にチカラがある・・・
その歌詞の中に「ハックルベリーに会いに行く・・・」と歌われている。 ハックルベリーと言えば、少年向け冒険小説の主人公で、私も昔読んだ記憶がある。 ブルーハーツを聴いている人は、この記憶を共有しているからこそ、歌詞にハックルベリーを登場させる事が出来るのだろう・・・ 私より下の世代も、ハックルベリーやトムソーヤを読んでいるのだろうか・・・
ハックルベリーやトムソーヤ以外でも、夏目漱石の「坊ちゃん」は世代を超えて楽しめる学園ドラマ(というより新任先生の物語) だと思うが、最近の学生が読んでも楽しめるのだろうか・・・
時代を超えた小説で、他に好きな作家にO・ヘンリーがある。 「賢者の贈り物」は有名だが、これはあまりに教訓が過ぎるので(教科書に載るほど)、私は「緑の扉」や「鷲は舞い降りた」等の話が好きだったりする。 ちなみに、O・ヘンリーのペンネームの由来は、作者がヘンリーという名前の猫を飼っているのだが「ヘンリー!」と呼んでも反応が無く「Oh! ヘンリー」と感嘆詞をつけて呼ぶと反応するところから採ったという事らしい。
「ホワッツ・マイケル」という猫漫画の作者は、このエピソードを知っていたのかもしれないなぁ(感嘆詞+猫の名前)。
なんか、何が言いたいのか自分でも判らなくなってきている。
<一日一撮> 無秩序な空
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