★彡雑記帳★彡
最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2004年7月
前の月 次の月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
最新の絵日記ダイジェスト
2013/12/18 年賀状完成!
2010/04/05 素敵な花見
2007/12/23 eve~eve
2005/11/27 いいお天気♪
2005/04/09 ご覧の皆さまに一言お伝え♪

直接移動: 201312 月  20104 月  200712 月  200511 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 7 6 5 月 

2004/07/26(月) みなさま♪暑中お見舞い申し上げます。
うわぁ〜〜あっという間に月末!!
すでに夏休み突入した子供達と毎日何だかんだと過しているからパソコンに触る事無く過す日も多くあるこの時期。
御用のある方はお電話下さいますが、メールで暑中見舞いを下さる方へのお返事が滞ってしまっておりますぅ。m(_ _)m
でも・・・こちら(日記)から失礼致しますが、我が家は暑い中もみな元気に過しています♪皆様もお体をご自愛くださいませ。

前回の日記からも相変わらず喜怒哀楽ある毎日ではありますが、ホント色んな事ある毎日。

一番のニュースが新潟にいる大の仲良しの友達の実家の水没!現在も復旧作業でてんてこ舞の毎日を過ごしている。
水害のあった日。携帯に『ニュースで知ってるかもしれないけど私は大丈夫だから心配しないで!』というメールが入った。

忙しく出入りしていた私はその日テレビもろくに見てなかったから何があったかすぐには飲み込めずにニュースを点けた。
目に入る映像は想像を絶するもので、何が大丈夫なのよぉ〜って即連絡入れようと思えども連絡付かず。
やっと連絡付いたのはその日の夜。自宅は水害から逃れたものの、近くにある実家が水没して家族が避難していると。

あれから福井のニュースが多く流れてるけど新潟も忘れないでぇ〜って言いたくなるくらい、まだまだ復旧しきれていない。

話をしていると阪神大震災の時を思い出した。
我が家は地盤が固い地域の為家財損壊で済んだものの、実家のある芦屋は断層近く全壊が多かった。実家は一部損壊。
妹夫婦は当時灘区の賃貸住宅で全壊。見渡す限り瓦礫の山で我が家の庭には止む事無く火災での灰が降り積もった。

一切のライフラインも寸断され、それまで過していた毎日が一転し毎日ありったけの体力と知恵を絞って皆過していた。
短大時代の親友も、遠方から車で救援物資(飲食物・子供のおやつからビール?!まで)を届けに来てくれた。
仕事もそっちのけで駆けつけてくれた親友夫婦。今でも年2回は共に数日過すかけがえのないファミリー。

ある知人は震災直後、自宅は傾いただけだった為近くの火災現場に出向き、昼夜問わず出来る限りの人命救助をした。
疲れ果て数日振りに自宅への帰路で目に入ったものは、多分ここら辺にあっただろう自宅の焼け跡と瓦礫の山、くすぐる煙。
何一つ持ち出す事なく着のみ着のままの身一つ。人命救助してたから仕方ない。と!人としての誇りが逞しく思えた。
情報さえも錯乱し噂話や誤報が飛び交い、目の前の出来事以外で何がどうなっているのかもなかなか掴めなかった。

道も瓦礫で埋まりまともに走れず、溢れんばかりの車が右往左往。車での移動は歩くよりも遥かに遅い停滞状態。
瓦礫と化した街は歩くしかない。唯一線路上がわかり易い道。同じ境遇から譲り合いや優しい心遣いが自然と生まれる。
火災も尽きる事無く延焼していたが、水が無く鎮火を待つしかない現場も多くあった。目の前で立ち尽くすだけの人達。

人が埋もれてる!火の手が回ってくるかも!誰か!家族や友達の名前を叫び続ける人!余震のある中皆が混乱していた。
病院はけが人等で溢れ、看護婦だった友達も、まずは助けられる人から順に手当てをしていくしかなかったと言っていた。
いたる所に毛布に包まれた傷を負った方達や亡くなられた方達。近くのお寺も瞬く間に溢れんばかりの遺体安置所に。
その時は誰も何をどうする事も出来なくて、ただただ誰しも毎日を必死に過していた。

震災も、時が経つと次第にテレビなどで取り上げられる事も少なくなり、風化現象に拍車をかけてしまいそうだった。
実際、震災直後は手を差し伸べてくれる方も多くいたが、いつかは自ら立ち上がって再建していかなければならない現実。
それからの人間模様も、天と地以上に運命を分けてしまう凄まじくも想像を絶する事が多く、今だ苦悩を訴える方も多い。

この度の災害に合われた方々も、今はまだ皆が目を向けて一生懸命に尽くして下さるからどうにか頑張れているけど
実際に片づけが終わってからの住居問題・生活面・仕事の事など様々な問題により頭が痛くなってしまう事もあるでしょう。
ですが・・・どうか・・・明るい未来を信じ、お体を十分にご自愛しながらお過ごしされる事を心よりお祈り致しております。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.