ぱぷあ日記
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2005年6月
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最新の絵日記ダイジェスト
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2005/08/04 ネタ切れ
2005/08/03 夜の飛翔
2005/08/02 チョウの季節
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2005/06/30(木) コンデジ(コンパクトデジカメ)
今日で調査は終わりレイに戻る。飛行機は、昼便なので、山に入ることは出来ないので朝食を撮り空港へ向かう。空港は何も無いのでとてもヒマである。仕方が無いので、空港の庭で写真を撮っていると、葉っぱに擬態したバッタが飛んできた。久しぶりにコンデジで撮ってみたが、一眼デジカメでは到底真似できない被写界深度の深い写真が撮れ改めてコンデジの良さを再認識した。この手の被写体はコンデジに限る。

2005/06/29(水) プテロスティルス
プテロスティルスとは、地生ランの一種で、花色は地味だが形が面白い。英名では、バードフードオーキッドなどとも呼ばれている。日本のトリカブトのような形をしている。バードフードもトリカブトも同じような意味なので日本人も白人も同じようなセンスを持っているようだ。
クムルロッジ周辺にもこのランの存在を聞いていたが、今回始めて確認できた。

2005/06/28(火) デリアス
パプアの高地性のシロチョウでデリアスという有名なチョウがいる。このチョウはカザリシロチョウと呼ばれ非常に美しいシロチョウである。クムルロッジ周辺にも個体数は少ないが数種を確認している。
羽がド派手なのだが、実は砂利の上で吸水していると迷彩服のようで目立たない事が今回わかった。またチョウというやつは、死んだ個体が落ちていると仲間が吸水しているのと勘違いし寄って来るようである。写真は、死んだ個体の傍らで安心しきっているデリアスである。その様子を撮影している私を地元に方が楽しそうに眺めている。

2005/06/27(月) マウントハーゲン
今日から高地のラン調査にハイランドに行く。パプアのハイランドのランは独特で非常に興味深い。特にマウントハーゲンより車で一時間ほどのエンガ州の州境にあるクムルロッジ付近は、定点観測を続けている。今回の調査もその一環である。レイからハーゲンに行くには、エアーリンク、エアーラインPNGという二つの会社がある。エアーリンクの飛行機にはトイレが無い。しかし、エアーラインPNGにはトイレがある。その理由で私は、エアーラインPNGを選ぶ。この飛行機に乗っていると、いつもピヨピヨとうるさい。実は積荷の多くはヒヨコなのである。レイからヒヨコを運びハーゲンで育てているようである。
クムルロッジは、標高2800mほどのところにあり。非常に酸素が薄くきつい。そのためついたその日は体慣らしのためその辺を散歩程度にとどめる。

写真:積荷のピヨちゃん

2005/06/26(日) ブッシュナイフ
写真の彼は、仕事中である。何をしているのかというと草刈である。ブッシュナイフを片手に中々の重労働である。機械の値段と人件費を考えると、この方法が安上がりで、パプアでは、一般的な草刈の方法である。ブッシュナイフは、非常に生活にも密接しており山歩きの際は、必ずこれは持参で、これ無しでは山歩きは成り立たない。当然ブッシュをかき分けたりする際使用するが、武器とも考えているようである。都会では強盗にもしばしば利用される。
パプアでメジャーな便利な一品である。

2005/06/25(土) カイバー
カイバーと呼ばれるものがパプアにはたくさんある。簡単に言えば食堂(お持ち帰り有り)である。Kaiというのはピジン語で食べ物の事でBarはバーである。バーといっても飲み屋のバーではありません。(イギリス系の国では、ミルクバーなんていうのもあります。)
今日のお昼は、カイバーで買ったシチューライスで済ませた。
シチューライスとは、いわゆるぶっかけご飯である。日本でいえばカレーライスといったところだ。店でこれを買うとき、肉が硬いので私はあまり好きではないので、店で肉は入れないで欲しいグレービー(汁)と野菜だけいれて欲しいとリクエストしていた。横にいた、オーストラリア人が、「あんたはベジタリアンだね。あんたは仏教徒だね。だから肉は食べないんだ。」と言われた。説明するのがめんどくさいので、ただ「YES」と答えた。また誤った日本を紹介してしまった。

野菜と汁だけのビーフシチューライス
K5.9なり(K1=35円)肉抜きでも定価だった。

2005/06/23(木) 動きのある写真
かねてから動きのある写真を撮ろうと頑張ってきたが、ようやく満足のいく写真がとれた。自分がイメージしてきた写真そのものである。動くものは、動画で撮るのが一番である。それが一番の表現方法だと思う。しかし、写真を撮るものとして難しいと言われればなおさらやりたくなる。この一枚は、私にとって記念すべき一枚になった。

2005/06/22(水) ジャンボタニシ
日本でもジャンボタニシといって稲に食害を与えている淡水貝がいる。元々は、南米の生き物だがなぜかこれもいたるところで見かける。確かスリランカでも見たしパプアでもよく見かける。パプアでは水田が無いので稲への害は指摘されていない。あまり相手にもされていないようである。ちょっとした水の中をみるとグッピーやカダヤシを見かける。こちらは、マラリアの予防に役に立っている。こうした生き物は、自分で生息域を広げたのではなく何れも人間の手を借りて生息域を広げたものである。いずれにせよこれだけは忘れていけないと思う。
写真はジャンボタニシ
タニシのくせに水から出て草を食べていた。
たくましいやつである。

2005/06/21(火) 蜘蛛
蜘蛛は、結構嫌われている生き物だと思う。昔中米にいた頃タランチュラがいてのそのそと歩く姿は、結構無気味であった。結構家の中をうろうろしている。今日見た蜘蛛は、標高が1000m位の所だとよく見かけるが、レイでみたのは初めてである。改めてみると結構大きい。足を広げると大人の手よりも大きい。魚眼で撮影したが、カメラを近づけると獲物と勘違いし襲ってきた。判ってはいるが結構怖い。ビビリながら撮った写真である。

2005/06/19(日) ラグビー観戦
今日は、娘の友達のお父さんに誘われラグビー観戦に行った。
今日は二試合あり、一試合は、レイのチームとポートモレスビーのチームの対戦である。客席には、どこかで見たことのある外国人が沢山でレイ在住であろう。小さい町なのでお互いに見た顔である。家の水道を直しに来るオーストラリア人のおやじもいた。彼は特におお張りきりである。応援の甲斐もむなしくレイは負けた。昼からずっと呑みつづけ今日はヘロヘロになった。

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