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2007/01/13(土)
【的】的言語1。
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【的】 そもそも、こんな風に使う。
壊滅的な打撃 私的な見解 科学的な根拠 感情的な発言 個人的な問題 芸術的な作品 論理的な思考 小市民的な感想 等々
さて、気付くこと。 基本テキには【的】の前にくる言葉が名詞であり その名詞の性質を持つ形容動詞の語幹となっていること。
つまり、「破壊的」であれば、まず、「破壊」が名詞で 「破壊的」には、「破壊」の性質が見受けられる。 そこへ、「〜な(に、だ)」でもって物事の状態や性質を表す形容動詞となる。 (※日本語に形容動詞があるか、ないかの議論は置いておく。)
ってことで、 3つののパターンにわけてみる。
1、…と言っても過言ではない〜(または、…という性質を持つ〜) ☆芸術的な作品 「芸術と言っていい程の作品」 ☆壊滅的な打撃 「壊滅と言っても過言ではない打撃」 ☆私的な見解 「個人(私)の性質を持った見解」
2、…にのっとった(したがう)〜 ☆科学的な根拠 「科学に基づいた根拠」 ☆感情的な発言 「感情にしたがった発言」 ☆論理的な思考 「論理にのっとった思考」
3、…みたいな〜 ☆小市民的な感想 「小市民のような感想」
ちょっと無理矢理感がありますが、3つにわけました。 この中で、語彙の少なくなって来た日本人の若者に重宝されて 飛躍テキな進化を遂げたのが「3」の【的】。
長くなったので、続きはまた今度。
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