keisuke's column
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2005/01/16(日) ギターの音
今日はギターの音について書いていきたいと思います。

どうすればいい音が出るのか。ギターの特性による音の向き不向き。ピックアップ、トーンの切り替えなどについてコメントしていきたいと思います。

まずどうすればいい音が出るのかについて。
前回のコラムでコメントしたとおりギター、アンプ、シールドというものがいい音を出すための最も基本的であり重要なツールであるとコメントしました。ギター、アンプはいいものはとても高額なので揃えるのは大変です。ギターについては高ければいいというものではありませんが基本的に高いギターはある程度の信頼性があることは間違いありません。でもしっかりと試奏して自分の納得のいく音が出るか確認してから購入するのがいいと思います。

アンプについてですが低価格でクオリティーの高い音がだせるアンプを紹介します。ROLAND「JC-120」というアンプです。このアンプはアン直ではドカンとした歪みは期待できませんがエフェクター乗りが非常に良くかなりパワーのある音を出すことが出来ます。またHughes&Kettnerのzen tera HAEDやMarshallのJCM2000といったアンプはアン直でもパワーとサスティーンの溢れるディストーションサウンドを出すことが出来かつ綺麗なクリーンサウンドを出すことも可能です。エフェクターに頼らずギターとアンプだけで音色をカバーしたい場合は非常に重宝するものといえます。エフェクターというものは本来こういったアンプの音をカバーしているものなので真空管を何本も内蔵する本物のパワーにはかなうはずは無いんですね。しかし値段が非常に高額であり更に重量もあるので持ち運びも非常に困難なため車で移動できる状態で無い限り現実的に使用は難しいでしょう。

次にシールドの重要性について。シールドなんて音が出ればいいと思っている人がいるかもしれませんが実は非常に重要なツールなんです。良いシールドは音痩せを防ぎギター本来の音を引き出してくれます。そしてパワーと繊細さを備えています。安いシールドだと音痩せが激しく安っぽい音になってしまいます。何かパッとしないなという印象の音ですね。あと何本かのシールドを使用する場合一本だけいいシールドを買って使用しても余り意味がありません。悪いシールドに引っ張られてしまうんです。つまりいいシールドを使っていても一本でも悪いシールドを使ってしまうと良いシールドの効果は得られないと考えた方がいいでしょう。事実先日のバンド練習の際にシールドを一本忘れて部室のシールドを使用したところひどい音が出ました。そこで部室にあるましなシールドに変えたら大分音はましにはなりましたが。

次にギターの特性について。ギターによって音の向き不向きがあります。比較的に幅広い音をカバーしているのはFENDERのストラトやGIBSONのレスポールなどです。この2本を比べるとピックアップはどちらもパッシブですがストラトは3シングル、レスポールは2ハムバッカーです。どちらも幅広い音をカバーしていますがストラトの方がより繊細な音を出すことが出来レスポールの方がパワーのある音を得意としています。またより繊細さやカッティングの歯切れの良さを求めるならFENDERのテレキャスが向いているといえます。しかしパワーのある音は期待できないでしょう。
このような感じにギターには向き不向きがあります。ちなみに自分の使っているESP HORIZONは超パワー系ギターでハードロックやメタルにはもってこいです。逆に繊細な音は苦手としています。とはいってもフロントにマウントされているEMG SAである程度繊細な音もカバーできるんですがリアのEMG81はバリバリのパワー系で繊細なプレーには使えません。

次にピックアップについてですがまずピックアップにはシングルタイプとハムタイプがあります。シングルはクリーンなどの繊細な音を得意としハムはディストーションをかけた時のパワーのある音を得意としています。この2タイプを持っているなら曲やジャンルによって使い分けるのが得策でしょう。
またピックアップには電池で稼動するアクティブタイプと必要としないパッシブタイプがあります。それぞれの特性としてはアクティブはウォームな音が特徴でパワーもあります。ノイズが少ないのも特徴です。どちらかといえばハードロック向きです。
パッシブタイプは乾いた音が特徴です。木の持っている特性を大きく引き出すことが出来るのはパッシブタイプであるといえます。繊細なプレーにもアクティブよりは向いているといえると思います。これらも2本持っていれば使い分けると面白いと思います。

次にトーンの切り替えについて。
ギターにはトーンを切り替えるスイッチがついています。基本的にリア側にするほど音は硬くなりフロントにするほど音が丸く柔らかい感じになります。使いどころとしてはバッキングプレーでリアを使いソロワークでフロントに切り替えるというのが有効な使い方です。しかし個人のこだわりでどちらかのピックアップしか使わないという人もいると思います。ようはセンスと好き嫌いの問題ですね。

大分長くなりましたがギターっていう楽器は奥が深いですね。それだけに探究心も尽きないわけですが。よりいい音を出せるようになっていきたいです。


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