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2009/06/09(火)
凛として生きる
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近所のOさん、ご主人が亡くなられてすでに6年になる、このご主人は私が知り合った頃すでに「書」や「水墨画」などやっておられ、私自身が筆を持ち始めてから、いろいろ教えて頂き師とも仰いでいた、又奥さんは私の父の所に時折木彫りを習いに来ておられたが、私の父が亡くなり、ご主人も無くなり今では年齢も百歳に近いのでは無かろうか。 夕方のウォーキングの帰り、時折家の前に出て休んでおられるこの奥さんに逢い話をすることがある、今日も丁度何時もの場所の奥さんに逢い話をした、今は全く木彫りなどする事もなくなったが時折私の父の所に来ていたことを思い出すとの事だ、あの年齢でたった一人での生活だが、介護の人や時折訪れるデイケアーでのこと、主人の残された家の周りの数々の花など眺めながらの生活を、とつとつと然も思いのたけ話される様子が胸を打つ、勿論車で40分ほどの所に住む息子さん夫妻は度々来られるとの事だが、奥さんの姿を見ていると、昔に人の凛として生きる、逞しい精神が見えるようだ、亡くなられたご主人は若いころ軍人だった由、軍人の妻として根性だろうか・・・・。 今日の絵手紙 立ち葵が咲いている、凛とし真っ直ぐ伸びるこの花の姿は何処かこの奥さんとダブる処がある、ちなみにこの花の先端に花が咲くと梅雨が明けるとか・・・・。
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![](/user/yske/img/2009_6/9.jpg) |
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