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2004/10/27(水)
秋風の音
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毎年この時期になると教室では木の葉を画題とする、柿の葉や桜の葉があざやかな色に染まっているのだが、今年は其れが見られない、度重なる台風の来襲で殆んど葉が散ってしまい地面に落ちている文字通りの落ち葉を拾い集めて描く状態だ、
然しそれはそれで面白い、風雨にさらされ葉脈にしがみつき漸く葉の形を保っている枯葉も、じっと見ていると秋風の音が聞こえてくるようだ、カサコソ風に吹かれて地面を這う枯葉に何故か引かれる、何処と無くあきらめきって流されている様子は人の世にもあるように思える、
無気力にただ何と無く毎日を過ごす世の男達に警鐘を与えたい、 前向きに何か自分なりに頑張れるものを探しては如何なのか・・と
明日と明後日大山の方に秋を訪ねてきます二日間この雑記帖休みます
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