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2004/03/01(月)
ゼラニュウム
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私が仕事場にしている広縁は、午前中実に日当たりがよく、この時期太陽を独り占めしている様で、申し訳ないくらいだ、そこから見える正しく猫の額ほどの庭、その庭には雑然と花や樹木が植えてある、其の中に珍しく赤く派手な色をした葉を見つけた、 朱色の葉に少しグリンの入った葉は、ゼラニュウムの葉だ、いかにも朱が強く派手そうに見えるが、よくよく見ると哀れさえ感じる、冬の間精一杯寒風に耐え力んできたので、朱に成ったかに見える、やがて温かい日差しに緑の新しい芽が出て、今まで頑張った葉を追いやって花を咲かせるだろう、この朱色の葉は今まで花の茎を生かすため、頑張っていたのだろうか、日差しの中眺めながらこんな事を考えていた
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