|
2004/03/21(日)
心温まる
|
|
|
妻の里に彼岸参りをし、義姉夫婦に連れられて、奥出雲の八川にある「八川そば」に行った、土曜日のせいかもしれないが、本当に田舎駅のそばにある店とは思えない客で、私たちが昼12時に店に到着したが6番目待ちだった、せいぜい30分待ちと思っていたが、なんと席に付いたのは1時間半後、注文したそばがテーブルに揃ったのがそれから30分、流石の私もいささかうんざりしていた、ところが口にしたそばの「美味」食感とそばの味、出汁の具合まさに絶品、待たされた苛立ちも飛んで行った、そばの美味さは別として、其の待ち時間中に心温まる状況に会う事が出来た、未だ30才台のお母さんが、12歳くらいの子供を筆頭に四人の子供を連れて席に着き、料理の運ばれるのを待っていた、前述のように長時間またされ、子供達も我慢しきれなくなっていた頃、ようやく注文の品が運ばれてきた、見ていると子供たちは皆正座をし、それぞれ美味そうに食べていた、そして食べ終わると一番上の子が一番下の子と其の上の子を連れ外に出た、 お母さんは子供たちの残したものを、綺麗に食べながら残った中の女の子とテーブルを整頓、食器はすべてお盆の上に載せ、それが終わると周りを見回し座布団などを整頓し、静かにレジに向かった、子供たちとお母さんの態度を見ながら、本当に良いいものをみせて貰ったと、待たされた事も忘れ心温まる思いがした、 それにしてもそばを食べるのに2時間待ちとは、待つ方も待つ方 待たせて商いするほうもする方だ
|
|
|
|