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2004/04/17(土)
ポピー
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庭の隅でオレンジ色のポピーが風に揺れていた、スーッと伸びた茎の先に一つだけ、オレンジ色の花が咲いている、見るからに頼りなげな姿である、然し其の頼りなさも風に揺れながらシッカリ生きている、こんな植物に比べ人間は如何に弱い生き物だろう、 あたかも自分一人で生きているという錯覚に捕らえられ事を起こしても、結局は他人の力を借りなければ、己が一人の身さえ守りきれないと知らされても、尚気が付かない思い上がりも甚だしい者がいる、これが全てとは言わないが大なり小なりこのような気持ちは誰でも持っているものと思う、此処で私は『生かされた命に感謝』という言葉を思い出す、己が先ず生かされていることに感謝してこそ、謙虚な気持ちになり、他人に迷惑をかけてはいけないと気づくのではなかろうか
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