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2004/05/02(日)
葱坊主
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私の部屋の窓越しに畠が見える、季節ごとの野菜が丹念に育てられている、今朝は奥さんが見事な葱坊主を取り除いていた、ふと『アア、葱も終わりか、お役ゴメンだな』と哀れさえ感じた、種がまかれ育てられ旬を提供し、やがて先の方に葱坊主として種を蓄え旬の終わりを迎え、再び種となり時期が来れば蒔かれ再び旬を迎える、野菜や花などはこうして繰り返し,生まれ変わり旬を迎える、人は如何なんだろう、生まれ育ち,やがて老いそして命を全うする、其れきりで生まれ変わる事は無いのだろうか、同じ人生を繰り返す事は無いのだろうか、人は生かされ命果てるまでがむしゃらに生き、それぞれに何かを残す事が出来るだろうか、私自身何をしているのだろうか、人を信じ愛し頑張った積りでも、何処かで人を傷つけ裏切っているのかもしれない、人それぞれ受け取り感じることは違う、だからこそ頑張る必要もある、かと言って人に認めてもらうために頑張り生きる訳でもない、唯自分を信じ、ひたすら自分らしく生きる事に徹したいものだ
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