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2004/05/05(水)
端午の節句
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最近の子供に『端午の節句』と言って皆すぐ判るだろうか、ただゴールデンウィークの中の子供の日と理解していると思う、ましてや『男の節句』など、尚更判らないと思う、私の育った広島市内では、前日から菖蒲と蓬を束ねたものを家の屋根におき、当日其れを風呂に浮かべ其の香りのする湯船に浸かり、父親に菖蒲で鉢巻をしてもらい、風呂から上がれば母親手作りの、柏餅、粽(ちまき)を食べ男の子が元気に育つよう願い祝ったものだ、最近では柏餅、粽も売っているものを買って済ませ、母さんの手製はほとんど無くなった、我が家にしても夫婦二人きりになると食べるものも無いので、最近はスーパーで一つ二つ買い求めるだけになった、寂しいと言えば確かに寂しい、昔からのよき伝統が一つ一つ無くなって行く、そして{お袋の味)が一つ又一つと消えて行く、これも時代の流れと言うものだろうか。
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