|
2004/06/20(日)
パイナップルに想う
|
|
|
パイナップルを頂いた、その昔万国博覧会に行った時始めてパイナップルを食べた、終戦後学校の給食で進駐軍の払い下げとか言われてパイ缶なるものを口にしたのを思い出した、それはほとんどジュウスで刻まれた身がたまに何個か入っていた、そのうち輪切りのパイナップルの缶詰が出て『この世にこんとうな美味いもんが有るんか』と驚いたものだ、その後万国博覧会に幼いわが子を連れ、暑さと人の多さにくたくたになり場内を歩きながら見つけたのが、細長くカットをし割り箸を突き刺し氷で冷やしたパイナップルのみだった、それは実に冷たく甘酸っぱいものだった、始めて生のパイナップルを口にし、果物の苦手な私もそのときばかりは『なんと美味いもんじゃ』と声に出していた、だから今でもこの部屋一杯に広がる香りも進駐軍、外国の香りとして受け入れている、又その昔沖縄に行った時パイナップル畑を見て『日本もなんと広いもんで、外国でなるもんが畑に一杯ななっとるんで』と早速妻に馬鹿な電話をしたことを思い出し一人苦笑しているのを妻に見られ『気持ち悪い何を一人で笑い居るんね』と言われふと我に返ったが、それにし手も暑い日だ現在室温31度、開けた窓から時折涼しい風は入るのだが、(我慢しよう折角南の国の香りと、ポールモーリアの優しいCDをかけているのだから) 汗を拭きながら我慢している。
|
|
|
|