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2005/01/03(月)
慰霊碑に思う
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今日で正月も三日目、それも夕闇と共に終わろうとしている 今年の正月は今までに無い静かな正月だった、今まで年始や、兄弟の家族連れでの元旦早々からの来客で妻には随分忙しい思いをさして来た、 だから今年の正月は四十数年ぶりにゆっくりした三日間だった、
所で話は昨日の続きになるが、平和公園の慰霊碑の前に立ちふと思ったことだが、観光客としてきた人々はここに立ち何を感じて、何を得て帰るのだろうか
毎年のように年始と8月6日にこの前に立ち、私は兄の為に手を合わせるのだが、関係の無い人々は何を考えこの前に立つのだろう
真剣に平和を願い又犠牲者の事を思う人も多いと思うが、昨年のように大きな天災や、こうしている間にも同じ人間同士戦い殺し合う、こんな現状とあわせ何を思うだろうか、
私自身ともするとそうした事実を他所の事と考えがちになり、時には反省もする、人間とは身勝手なもので、心のどこかに『よそ事』という気持ちがあるのはゆがめない事実と思う
私は事有るごとに原爆を題材とした話をしたり、書きもして来たが、今からも風化しかけた事実を忘れない為にも、又今からの世代の人々に忘れて欲しくないので、語りそして書き続けて行きたいと思う、
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