|
2005/10/25(火)
枯葉と男の立場
|
|
|
ここの所本格的な秋らしい日が続いている、確かに朝夕は冷たささえ感じる、急に秋らしくなり人々は冬えの準備に入っている、 今まで出したり入れたりしていた衣装も冬物に替えて、暖房器具の整備など慌ただしい日を過ごしている、 庭の紫陽花の木も来る春に向け充分に蓄えていた緑の葉も、この時期徐々に色を変え、赤や茶でカラフルに見える、やがては一枚一枚と散って行く事だろう、 私は部屋のすぐ傍にあるこの紫陽花の枯れ行く葉を見ながら人の命に置き換えてみる、 子供の為家族の為心身を使いふるしやがては老いさらばえ散っていく、特に最近テレビドラマでも『熟年離婚』なるドラマで見るように、一身に家族子供の為働き続け定年になりこれから妻と二人の生活を考えようとした矢先、妻から離婚を突きつけられる、 実は観ていて余りに腹立たしく悔しい思いがして、ドラマも一回で見るのをやめたが、結末が如何であれ不器用な男同士として余りにもふがいなく悔しい思いがする、 ただこのドラマ所謂団塊の世代を対称にしたものらしいので、其の世代の人には共感を呼ぶのかもしれない・・・と言うのは私が年を取ってるということか・・・・ それともこんな事を考えられるのも、私自身の立場が余りにも恵まれているからだろうか、矢張り幸せ者だと感謝しなければならないと思う
|
|
|
|