―思いのまま気の向くまま―
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2005/11/30(水) 戌年
明日から愈々12月、師走だといっても今の私たちの生活には、特別何があると言うわけでもない、なのにどことなく慌しい気持ちになるのは長年の習慣なのだろうか、唯年賀状の準備だけはしなければ成らない、来年は戌年ということで11月は各教室共、犬ばかり描いていた、随分色々な犬を描いた、
犬といえば以前も犬に関して書いた事がある様に、我が家では犬は飼わない事にしている、ただ今度娘の家で飼うようだ、今日娘が『この犬を飼うんよ』とカタログで見せたのは(ロングヘヤーチワワ)とか言う小さな犬でなかなか可愛い犬だ、
『飼うからにはちゃんと躾をして大事に責任持って飼うように』
といっておいたがそれは大変だと思う。
ところで最近悲しい事件が起き広島で小学校一年生の女の子が殺されたと言う事で、大きなニュースになっていたが犯人が逮捕されたとのこと、とはいっても命が帰る訳でもないので
、ご両親どんな気持ちだろうかと推察するに、私たちも涙が出る思いだこの様な残酷なことをする犯人は、同情する余地もなく、ただただ腹立たしいのみである、二度とこの様な事の起こらない社会になってほしいものだ、犠牲になった女の子の冥福を祈るのみ、合掌

2005/11/29(火) 大太鼓を打った岡山の旅
昨日から今日にかけMさん夫妻と岡山に一泊の旅をしてきた
別にこれといって目的の無い気の向くままのドライブ旅行である、Mさんには申し訳ないが、私をはじめ他に運転できる者がいなく最初から最後まで一人運転である、全行程約300キロ、運転の出来ない私たちは後部座席で居眠りしたり、冗談を言ったり申し訳ないと思うが非常に快適なドライブだった、11月終わりだと言うのに、暖かく二日とも晴天で山々は紅葉の真っ盛り、其の美しさを堪能しながらの二日間だった、
実を言うと私は倉敷美観地区が好きで今までに何度か行っているが今回も是非行きたかったのだ、
又アイビースクエアーにある、『愛美工房』のI氏にも会いたかったのだ、I氏とは一年前彼の地を訪れた際会った後絵手紙を送ったりしたことがある、この工房には各地から来る絵手紙を展示してある、今回訪れて過日送った私の絵手紙も展示してあった『これがすごく評判が良いですよ』丁度居合わせたIさんの奥さんに言われ嬉しくなり又送る旨約束をした、
其の夜の宿は瀬戸大橋が見える海に面した宿だった、豪華な食事のあと、ロビーでの『大太鼓』のショウ観た、ホテルの従業員が演奏すると言うが如何して如何して迫力のあるショウだった、青森のねぶた祭りに用いられる大太鼓に続いて二番目に大きいと言う直径1,8メートルの大太鼓は近くで観た私など眩暈がするほどの迫力で腹に響いてきた、途中旅の想いでにと客に叩くよう声がかかった、『この様なチャンスはめったないからやってみは?』妻の励ましに勇気を出し撥を持ってみた、ドーン!!最初の一たたきで腹が据わった気がして次からは楽しく打つ事が出来た、ドン・ドーン・ドドーン!!!少しの間だったが何とも言えない爽快感を味わった、
部屋に帰ると、テーブルの上に、おにぎりが二個と沢庵が二切れ置かれていた宿の心づくしだ、今まで色々な宿に泊まったがこの様な心配りは初めてだったので夫婦で感動した、
そんな嬉しく楽しい想い出を残しながら、瀬戸大橋のかかる島々の美しい風景を見ながら又Mさんの運転で帰途に着いた

2005/11/28(月) 旅に出る朝
今朝は気持ち良いほど良い天気だ
間もなくMさん夫妻との待ち合わせの駅に向け出発する、
と言うのは岡山の方に一泊でドライブ旅行に行く、Mさんの準備で良いホテルが取れているようだ、急に話がまとまり行く事に成ったが楽しみである、気の置けない人とのこうした軽い気持ちでの旅が出来る、これは私たち夫婦の長年の夢でもあった、Mさん夫妻、友人のU君夫妻、大阪のS君夫妻、皆良い友人たちだ、こんな素晴らしい友人たちと楽しい出会いを得て、時にこうして楽しい時間を持てるなんて何と言う幸せものだろうと感謝している、今日の旅も素晴らしいものになりそうだ、
出会いの素晴らしさを実感している朝だ、出会いと言えば今年も数え切れない絵手紙を出した、郵便ポストのも随分世話になったわけだ、これからもまだまだこの世話になりながらたくさんの出会いを大切にしていきたいと思う。

2005/11/27(日) 菊の花
先日の教室で、Tさんが自宅でご主人が丹精込められた大輪の菊の花を持参し、描いて欲しいと言う事で一枚描いた、教室終了後其の菊の花を戴き持ち帰李下いてみた、矢張り菊の花は日本の四季を現す花の一つで、特に大輪の菊は堂々として威厳さえ感じる、
日本には四季があり、夫々の季節には代表する花や食べ物そして風景がある、日本古来の草した美しい季節は大切にし、何時までも伝えて生きたいと思う、
こんな事を考えるたび日本人に生まれてよかったと思う

2005/11/26(土) 果物の嫌いな訳
私は果物の話になると弱い、第一果物夫々の味を完全には覚えていない、柑橘類はやたら酸っぱいもの、林檎はシャリシャリとする歯ごたえがどうも苦手だしこれも酸っぱい、葡萄はどうも感触が嫌だ・・・ただメロン、西瓜、バナナ等は我慢できる・・・
然し子供の頃から果物が嫌いな訳ではない、何しろ終戦前後子供時代を過ごした訳だがあの当時は果物なんて贅沢品で、病気でもしない限り林檎やバナナにお目にかかることは無かった、ましてやメロンやパイナップルの存在すら知らなかった、パイナップルは終戦後学校の給食で、パイ缶のジュースが『進駐軍のお下がり』と言う事で出された、そして時折輪切りの実が入っている事もあった『世の中にはこんな美味いものがあるんだ』と感動したのを覚えている、
無花果は中学生時代、学校の近くに無花果畑があったので実がなる頃そっと忍び込み木に登ってたらふく食べた事もあった、又枇杷の出るころには何故か『腹が痛うなるけえ子供は食べちゃいけん』と母親に言われて食べる事はなかった、
要は果物嫌いではなかったが、何かの理由で食べ損なった結果が果物嫌いに成ったのかもしれない、
だから昨日妻の友人のKさんが久し振りに遊びに来られ、土産に戴いた『ラ・フランス』要するに洋梨は、私は食べる訳ではないが、先日来スーパーの棚で其の姿を見て、描きたいと願っていたので丁度良かった訳だ、
早速描いてみる『ラ・フランス』とは良くつけたもの、じっと見ていると、変形しているようでどことなくお洒落で、パリジャン・パリジェンヌを思い起こさせる姿だ、

2005/11/25(金) 桜の葉
ウォーキングのコースにMさんの家がある、学校のテニスコートの隣で広い敷地に建つ家だが、道路に面した庭に桜の木が二本ある、その木は春には美しい八重桜を咲かせる、その木の葉は今時期美しく紅葉し、秋の季節に最も相応しく其の美しさを私達に見せつけている、
唯秋の風にその紅い葉は揺れながら散っている、毎朝Mさんの奥さんは散った葉を箒で掃き集めている『綺麗なんだけど風に散って大変なんよ』と言いながらも、其の美しい秋の風情が気に入っているようだ、『秋はこんなに葉っぱが綺麗だし、春は花で楽しませてもらっているんですよ』最近親しく話をするようになったMさんの奥さんとの今朝の会話だ、
其の後落ちている枯葉の中から一枚拾って帰った、
ところでこのMさんのご主人多分80歳に近い年齢だと思うが、
その人はかくしゃくとして毎朝ジョギングで颯爽と何キロも走る姿を目にする、それもかなりな坂道を登ったところで見ることがある、ほっそりとしまった体型はそんなところで維持していられるのだと思う、
会うたびに感心しているが、唯悔しいのはそのMさんの走る姿に会うと、物言わぬ妻の視線が私の少し?否かなり出っ張った腹部に突き刺さる事だ・・・・
私は私なりに努力している積りだが・・・・

2005/11/24(木) 美しい夫婦愛
昨日教室のTさんのご主人が「福井の柿」と言って大きな柿を持って来てくださった、一緒に見事な柚子が葉付きで入っていた、
それを描いたと言うことでTさんの絵手紙も一緒に受け取った、
このTさんはものすごい頑張り屋さんで、私と妻は何時も頭の下がる思いで感心している、彼女は若い頃不幸にも片足を失われ、其の体で何人ものお子さんを立派に育て上げられ、今では孫や曾孫の面倒迄見ながら、何時も前向きに明るく元気だ、彼女の描く絵手紙は特に言葉が素直で優しく何時も感心させられている、
唯、彼女のこうした生活もご主人の優しい思い遣りと労わりの気持ち、そして愛情が物凄く支えと成っていると思う、時折ご主人に会って話す言葉の中に奥さんに対する優しさが、ひしひしと感じさせられる、
こんなご夫婦に接するのは非常に気持ちの良いものだ、然し他人から見て唯美しい夫婦愛と感心していても、当のご夫婦の間には随分大変な事や苦しい事があったと思う、それを乗り越える事の出来る素晴らしさは大いに学ぶべき事だと思う、
今日の画題は戴いた柚子を心暖まる想いで描いてみた

2005/11/23(水) ペット
このHPを通じて色々な人と知り合いに成っている、お陰で広い範囲の人の目に触れ各地からお便りを貰っている、昨日は新浜のIさんからのメールで彼女の家のペット猫の『ジャム』の写真が送られてきた、上品で毅然とした感じの猫だ、結構絵になるポーズで写っていたので描いてみた、
ペットと言えば我が家にも以前雑種だが犬を飼っていた、『ロン』と名付けていたが、生まれてすぐ我が家の子になり14年間共に生活していた、私たち家族の一員として随分癒しとなってくれた、最後は老衰で私の腕の中で息を引き取った、二度とこのような悲しい別れがしたくないので、それ以来我が家ではペットは飼わないことにしている、然し本当に可愛いものだ、妻と何時も話しているが、『兎に角あんな悲しい思いはしなくて良いのなら欲しい』と・・・・
ただ、この様に可愛いはずのペットも無責任な人間の勝手で、途中で投げ出すやからがいる、野良犬、野良猫となりさまよい人間から忌み嫌われる犬や猫が沢山いることは事実だ、犬や猫ならまだしも、蛇や鰐などの様なものさえ捨てられる事があるという、
一旦命あるものを飼うと決めたい状最後まで責任持って共に生きる必要があるのではなかろうか、そう言う意味から簡単にペットを飼うことにしてはいけないと思う、
唯、最近のペットブームを見ていると少々首を傾げたくなるような事が見受けられる、果たして当のペットたちは喜んでいるのだろうか、否、かなり迷惑に思っているのでは?と私は思うのだが
如何だろうか・・・・・

2005/11/22(火) 赤い人参
時折画題を探すのに冷蔵庫をチェックする、今朝がそれだ、最近妻の買い物に画題となるものがなく、かといって庭の花も今はこれといったものが無い、ひっきょう冷蔵庫の中をあさるようになる、野菜庫をあけて見て驚いた牛乳の紙パックが何個か入っている、無論中身は体空だが野菜庫に縦に入れられた牛乳パックには、白ねぎ大根人参などが差し込んであり、なるほどと思ったこうしておけば野菜も傷まないし在庫状態が一目でわかるというものだ、聞けばテレビでこの方法を教えていたそうだ、
そうした中に『金時人参』が二本差し込まれているのを見つけた
矢張り人参は真っ赤な『金時人参』の方が、オレンジに近い色の西洋人参より人参らしいと私は思う、

2005/11/21(月) 爽やかな朝
毎朝のウォーキングで感じることは、(朝早く動く人の心は皆爽やかで新鮮なと言う事だ)早朝行き交う人はお互いに挨拶を交わし会釈しあう(時折そうでない人はたぶん夢見が悪かったんだろうと思う)・・・何時会っても仏頂面の人は家庭的に不幸な人かも知れない・・・
最近特に爽やかな気持ちになれるのは中学生の男の子、多分クラブ活動の早朝練習に行くのだろう、私たちのウォーキングの途中で会うのだが、会ったとき必ず彼の方から『お早う御座います』と声を掛けてくれる、又別の高校生は丸坊主で恐らく野球部の子供だと思うが、自転車で『お早う御座います』ものすごく元気に追い抜いていく、唯少し残念なのは一度女子高生らしき子に此方から声を掛けた、『お早う』かえってきたのは胡散臭そうに見返す眼差しだった・・・・これも時代のなせる事辛い時代だと思う、
又今朝のこと子犬を連れた女性に会った、人懐こそうな犬なので
声を掛けてみた、尻尾を振り近寄ってくる、『この犬何年くらいですか』『いや、判らないんですよ、スーパーで迷っていたから面倒見てるんです』その女性はさらにつづけた『警察に届けたり、あっちこっちに声を掛けてているんですが・・・兎に角判るまで見てやらないと』其の犬も幸せものだ良い人に見つけて貰い良かった、実に心温まる良い話だ、世の中こんな人達ばかりだと争いもなくなり、平和も夢じゃなくなるかも
ところで今日の画題の地蔵だが。私の父の晩年の作品だ、この地蔵座った状態が少し上向きのなっている、恐らく父の何時でも前向きな気持ちが地蔵と言う作品に表れたのだろう、我が家ではこの地蔵を玄関に置き、出入りに何時でも目に付くようにし、私自身父の心に負けないよう、何時も前向き上を見ながら生きて行きたいと願っている、

2005/11/20(日) 蒲鉾
冷蔵庫を開けると一本の蒲鉾が目に入った、私は子供の頃から蒲鉾が好きだった、とはいっても子供の頃蒲鉾を食べられるのは、盆か正月そしてお祭り、花見など特別な四季の行事のときくらいだった、そうだもう一つ結婚式があった、結婚式の引き出物の中に必ず、鶴・亀・鯛などの形をし、鮮やかな色彩をほどこされた蒲鉾がつき物だった、そんな蒲鉾を我が家では薄く切ってフライパンで塩コショウで炒め、ソースをかけて食べていた、また板付きの蒲鉾は板から包丁で切り離すと、板の方にほんのわずか残る、そいつを剥がしながら食べるのも楽しみの一つ、又当時からこの地方では山口県の防府や仙崎蒲鉾が美味いといわれていたが、最近ではそれに近い蒲鉾が安くスーパーにでている、私が蒲鉾好きなので、良くスーパーで買ってくる、酒を飲まない私『板わさ』と洒落て熱い飯に添えて食べる、今日の蒲鉾も私の飯のおかずの一つなのだ、弾力のある歯ごたえと、ツーンと来るわさび醤油が何とも言えない美味さである、別に何処産の物でなくて良い、『板わさ』を口にするたび思い出すのだ、あの板に残った蒲鉾をこさげて食べた幼い頃のあの味が鮮明に思い出され本等に懐かしくなるるのだ・・・・・・

2005/11/19(土) 宮島を思う
私は宮島の風景が好きだ、本土側から見る宮島、島に上陸し散策してみる景色、夕方の宮島最高は朝の宮島の空気そのものが好きである、だから一頃は毎月のように宮島に行き散策していた、今では年に何度かは訪れる、四季折々の宮島には其の時々の異なった雰囲気をかもし出し、夫々の楽しみがある
又子供の頃からこの宮島には馴染んできた、戦時中私の父は兵隊として宮島に駐屯していた、(何の意味があるのか知れないが軍は宮島にかなりのトンネルを掘っていたようだ、時折其の父に面会に行っていた、其の頃は山のほうに行くことを禁じられ所定の時間所定の場所に待っていると、兵隊たちがどこからとも無く現れてくる、其の中に父の姿を見つけるのが楽しみだった、後に私の子供が小学校に入ってから、毎年のように夏休み宮島の包みが浦に家族連れでキャンプに行っていた、下の子(息子)が高校生になる迄続けていた、
私にとって宮島は本当にほっとできる島なのだ、今でも宮島口から連絡船に乗る時は期待で胸がわくわくする

2005/11/18(金) 宮島の紅葉
心地よい朝、数日前から計画していた宮島に紅葉を観にいく日だ、M夫妻と近所のMさん(M夫妻の娘さんで、我が家の朝のコーヒータイムのレギュラーである)と私たち夫婦の五人での宮島の紅葉狩りである、折からの宮島は紅葉の真っ盛り、沢山の観光客に混じり連絡船に乗る、航路約10分島に近づけば美しい緑に紅い紅葉が目に入ってくる、
宮島に渡り最初に目に付いたのは五重の塔、朱色に塗られた塔は
周りの紅葉に映え一層の美しさを増していた、その後紅葉谷公園に近づくにつれ紅葉は一段と美しさを増した、昨年一昨年と台風などの影響で、美しさを見ることの出来なかった紅葉も、今年は見事に美しさが戻ってきた、漸くこれでこそ世界遺産の宮島の面目を施す秋である、国内外の観光客が其の美しさに感嘆の声を放ち、しばしの自然の芸術の美しさに酔いしれているようだった、しかし紅葉谷から少し足を延ばし『大聖院』に行くと弥山頂上付近の今まで倒れた大木や巨木の根などが雨の為土砂と共に流れ落ち、岩石なども巻き込んで土石流となり、民家まで被害を受けた状態が未だ残っていた、付近に住む知人のM氏は、『これは人災だ、山の上の倒木などの処理を怠った為の災難だ』と声を震わせていた、確か犠牲者も出たと聞いている、いずれにしても先に述べたように、世界遺産の島は何としても大切に維持しなければならない、今日は穏やかに水面に影を投じる厳島神社そして象徴である大鳥居、其の朱色の華やかさは広島県の自慢である

2005/11/17(木) 切っても切れない・・・
一日寒い日だった、この時期になると焼き芋が懐かしくなる、子供の頃には焚き火にくべたりして焼いた、又素焼きのつぼの中に針金でつるし、店先で焼きながら売っていた駄菓子や兼焼き芋やに買いにいくと、軍手をはめた親父さんが『よーし大きいのをおまけしてやろう、』そう言って取り出し新聞紙にくるんで呉れた熱々の焼き芋を受け取り、熱いのを我慢しながら家まで帰り、兄と二人で半分に分け(大きい方が兄小さい方が私と決まっていて)、喧嘩することも無く食べた事を思い出す、
『亥の子祭り』の日には町内の大店の店に飾りつけし、其の前に櫓コタツがしたあり、其の中にもぐりこんだり、外でのは焚き火を囲んだりしながら、その夜だけは子供は無礼講で、ざるに盛り上げられた蒸かしたさつま芋絵を食べながら夜遅く迄遊んだ想い出もある
そのほかさつま芋に関してはまだまだ想いでは尽きない、何しろ私たち年代は、さつま芋に育てられたと言っても過言ではないと思う、こんな意味でさつま芋と私は切っても切れない中なのだ

2005/11/16(水) 山茶花
毎日冬らしくなり今日は気温が14度と言う事で寒い一日だった
そんな朝隣のHさんから花が届いた、『山茶花』である、
ともすれば椿と間違うが山茶花は「ツバキ属」でいわば親戚なのだ、しかしこの山茶花はツバキのようにきつい感じは無くほんわかとした優しさを感じさせる、花言葉は『控えめな心』『理想の恋』とあり前者の花言葉は納得がいく、何と無く奥ゆかしい日本女性、しいて言えば楚々とした和服の女性を思い出させる花である、寒さが近づき花の少なくなった庭にほんのりとした優しい花はほっとさせるものがある、そして『山茶花』と言えば、演歌の『山茶花の宿』を思い出し一人メロディーを口ずさんでみる、

2005/11/15(火) ほっけの一夜干し
スーパーで『ほっけの一夜干し』を見つけた、
今まで『ほっけ』には余り興味が無かったが、開かれ冷凍にされた姿が余り見栄えは良くないが、凍りついた二つの目が何と無く気になった、いかつくも無い面構えだが冷たい北国の海に鍛え抜かれたと言う感じの力強さを感じた、例によって食べる訳でもないが描いてみたくなり、描いた後食べる事を約束して、スーパーの籠に入れる、
帰宅後夕食までに描いてみる、瀬戸内の小魚の干物に無い何と無く堂々としたものを感じながら描いた、勿論其の後食卓に焼いた半身がのっていた、箸をつけてみると肉厚で脂っこさも無く、なかなか美味いものだった、
近所の食通家族のM家の皆が好んで食べるだけあって、『ほっけ』は美味い魚だった

2005/11/14(月) 岩手からの絵手紙
今日は一日中どんよりと曇りの日だった、これからはこの様な冬型の日が多いと思う
ところで今日届いた絵手紙の中に岩手県盛岡市のSさんから久しぶりの便りがあった、Sさんとは以前岩手の息子たちに会いに行った折り、態々盛岡駅に出てくださりお会いした事がある、初めてお会いしたのに、そんな気がしないですぐに打ち解け会話が弾んだ、Sさんの人柄と雪国美人の彼女とそれまで絵手紙のやり取りで充分心が通じ合っていたからだと思う、(実に絵手紙は不思議な力を持っている)そのSさんの便りには岩手山がもう雪化粧をし、間もなく冷たい冬になるとあった、岩手山と言えば初めて盛岡駅に着いたとき、駅前から見え山頂に雪をかぶった山が岩手山と聞いて、その雄大な美しさに感動した事は今でも鮮明に覚えている、
其の盛岡も間もなく厳しい冬になろうとしている、聞けば息子たちも厳しい冬に備え色々準備をしているとの事、同じ日本に住みながら所により随分気候も異なるものだと今更ながらに感じた、
今朝近所のTさんから唐辛子を戴いた、大きな唐辛子である早速描いてみた、寒くなると唐辛子を食べで身内から暖まるのも良いと思う
今日使った葉書用紙は大阪の友人S君から貰った『吉野杉』の手すき和紙の葉書だ

2005/11/13(日) 心のままに
今日は午前中は晴れ渡り午後はどんよりと曇った冬型の一日だった、予定の一つ『ゴム印彫り』一段落したので、次の作業に取り掛かる前、気分転換の積りで部屋の模様替えをした、先ず一番気になっていたパソコンのイドウである、離れたダイニングからランで飛ばしている為、電波が弱く立ち上がりに時間がかかっていた、、そこで思い切って本体の位置を変え、受信しやすい角度に移動したところ、思いのほか受信状態がよくなったので安心、早くこうすれば良かったと思う、
さて今日届いた絵手紙の中に、庄原市のYさんから質問が来た
Q『絵を大きく描きすぎたので言葉を書くスペースがなくなったが、最初から言葉を書くスペースを考え絵を描く必要があるのか』
A『特別に考える必要は無いと思う、画題を観て大きく感じたら感じたまま大きく描き、少しでもあいたスペースに一文字でも気持ちを表し、コメントは宛名書きの方に書けば良いと、私は思います』こう書き添えて大きな蕪を描いて送った、
何時も教室で話す事だが、『葉書の中に納めようとする為に折角感じたイメージが小さくなってしまう、そんな事は考えないで感じた儘、思ったままを表現しよう』と・・・・
『絵手紙は心を届けるもの』と私は思っている、だから飾る言葉も絵もいらない、思うままに描けば良い、必ず観る人に感動を与える事が出来る・・・・・と

2005/11/12(土) 西条柿
一日中雨だった昨日に比べ今日は晴天、暖かい一日だった
教室で今月は年賀状を描いているが、其の賀状の使う『戌』『元旦』などのゴム印を生徒さん用に約60ヶ二日間で彫りあげた、皆が気に入るかどうか判らないが、私の精一杯の気持ちである、
ところで秋もいつの間にか冬にと変わりかけているが、息子たちの住む岩手県では既に冬に突入、冬支度の薪割など忙しそうだ、そんな事を思うとまだまだ此処広島の方はゆっくりしたものだ、今日などアトリエに座っていると窓から入る日差しがポカポカと眠りを誘う、とうとう暑いのでガラス戸を明け風を入たほどだった、そんな日差しの中頂き物の西条柿を描いてみる、艶やかな色合いが否応なしに秋を感じさせる、
今年は柿が豊作のようだ、ウォーキングの途中で見る柿木も実の重さで枝が完全に下を向き、地面に付きそうな大きな木を見る
何時になったらあの柿を採るのだろう、毎朝のようにカラスが狙っているのを見かける、もったいない話だと思う

2005/11/11(金) クロガネモチ
今日は朝から雨、流石この時期雨が降ると寒さを感じる、
先日『パークゴルフ』をした公園は、郊外の山の中で市営の設備が色々整った公園だった、周りは木の葉が色づき始め黄色から赤にと自然のかもし出す芸術的色合いが素晴らしかった、其の中に赤を一層鮮明にさせる『クロガネモチ』に紅い実が鈴なりになっていた、我が家にもこの木はあったが、この様に紅い実のなる前に『カイガラムシ』なるものがものすごく発生した為私が根元から切ってしまった、だからこの様に紅い実がなるのは知らないままだった、思い出してみれば我が家のこの樹は、この地に引っ越した記念に今は亡き私の親父が買い求めて記念植樹したもの、
若し親父が生きていたらさぞ怒る事だと思う

2005/11/10(木) カイエワレ
岩手県のU小児科クリニックのU先生からメールを戴いた、
先生のHPを更新されたとの事、早速拝見した先生らしい優しいHPである,この様にやさしく愛情あふれる先生に診て貰う子供達は幸せ者である、其のメールの追伸で、11月7日のこのページに記載間違いがあった旨連絡を戴いた、
7日のこの文中に(冬至)とあるのは確かに(立冬)の間違いだったので訂正いたします、
今朝冷蔵庫を開けると『カイワレ』が目にはいった、今日の日記はこの『カイワレ』を描くことにした、カイワレは決して料理の主役にはならない、ずっと控えめに主役を引き立たせる為にある、食べればほろ苦くまるでカイワレの心のように感じる、私はこんなカイワレが好きだ、

2005/11/09(水) パークゴルフ体験
午前中はわりと暖かい陽気だったが午後は流石冬型の気候曇って来た、しかし今日は少々曇っても関係なかった、Mさんご夫妻に誘われ始めてパークゴルフなるものを体験した、ルールは普通のゴルフと同じで18ホールを廻る、クラブは1本木製で短めボールはゴルフボールより少し大き目と思ったが、1ホールずつ打ちながら廻る、初めての事ゆえどうなるかと心配したがすぐ慣れて何とか大はずれする事無く廻った、18ホール廻り終えもう一度と言う事になり合計36ホール廻った、合計の距離が1157メートル、良い運動になった、体にも良かったし何しろ初めての事ゆえ爆笑抱腹シーンも続発、良い空気を吸いながら笑い、歩き本等に体に良い事をした一日だった、
スコア?初心者にすればまずまずかな?ところが私の家内が如何した事か四人の中でトップと言うスコア・・・・困った事になった、当分鼻高々状態だろう、何れにせよ良い運動でもあるし癖になりそうなパークゴルフである,
最後にこの様な楽しい経験のチャンスを下さったMさんご夫妻に心から礼を言いたい

2005/11/08(火) 我が家の隠し味
我が家は私の親の代から人の出入りの多い家だ、親たちの客は勿論の事、私の友人たちでしょっちゅう賑やかだった、さして裕福な家計でも無いのに母も大変だったと思う、其の母の後を引き継いで、私の妻が輪をかけたほど客好きと来ているから、今でも我が家は千客万来である、
私も妻も無類の客好きだから、朝早くからでも夜遅くからでもお客大歓迎である、かといって特別もてなす訳でもない、美味い珈琲をいれ(妻の担当)、時には食事時分には冷蔵庫にある材料でパスタ料理を出す(これは私の担当)要は手近にあるものでもてなすだけ、たった一杯の珈琲、たった一皿のパスタ料理、それで客も主も満足し幸せな時間が過ごせる、
付け加えるが、我が家の珈琲もパスタ料理も自慢できる味なのだ
何せ隠し味が最高なのだ、本当は企業秘密なんだけど、実を言うと我が家の隠し味は『たっぷりの愛情なのだ』・・・・如何ですか、筒井家の隠し味たっぷりの珈琲を飲みそして自慢のパス食べに来ませんか・・・・

2005/11/07(月) シュレッター
今日は冬至と言うのに温かく、日中は暑さを感じるほどだった、とはいえ風邪はそれなりに秋の深さを感じさせ、夜ともなれば季節は季節と感じる気温だ、広島はこんな状態でも、これからは息子達のいる岩手の方は寒さが増すばかりだと思う、
さて我が家も遅まきながら『しゅれったー』を買い込んだ、と言うのは教室や同期会の関係で、名簿など良く作るし、生徒さんの中には名簿が欲しいと言う人、配らないでと言う人色々ある、特に最近は『個人情報』などで色々問題になる、私は教室の名簿など処分する事も出来ず、最近『シュレッター』を買い込み、名簿の処分にあてている、手動だが実に便利がいい物がある、一度通すと幅2ミリ長さ3センチ位のサイズそれこそ微塵に刻んでしまう、こうしておけば情報漏れも防げると言うもの、
それにしても困った世の中になったものだ、いろんな意味で身の回りに危険が潜んでいる、用心しなければ・・・・・

2005/11/06(日) 鰈の一夜干し
朝から鬱陶しい雨だ、今日は我が家の近くにある大学の大学祭である、学生たちが一生懸命準備した祭りも、雨では大変だろうと思う、夕方妻と二人で散歩がてら祭りを覗いてみたが、足元がぬかるんで大変だった、それでも若者の力があふれ会場は賑わっていた、
ところで昼間妻が買い物から帰り『良いものを買ってきたから描いてみたら』と袋から鰈の一夜干しを出して見せた、『あいかれい』と書かれたシールが貼ってあった、オースラリア産さんとも記載がある、例えオーストラリアだって海は繋がっているもの、問題はないと思う、それより一夜干しとはいえみずみずしさが残っている・・・
アトリエに持参し包装を剥がすと、部屋一杯に海の香りがしてきた、『調理する前に描くので貸してくれ』と何時もの様に描いたものの今夜は焼き魚がメインディッシュである

2005/11/05(土) こかぶの煮物
懐かしかった、昔の幼い頃にタイムスリップしたようだった、幼友達ってこんなに良いものだったのかと実感した、会の始まるぎりぎりに電話があり、H君が急に体調を崩したので参加できなくなった先日速達で連絡が来たNさんと合わせ二人欠けて結局17名の参加で始まった、無論話はあの頃の事、遠く千葉県の方から空路日帰りで参加してくれたT君は始めての参加で、彼が当時小学校6年生の時書き綴った日記、しかも毛筆で書いたものを持参し披露してくれた、父親が画家で書道家だったT君らしい毛筆の日記だ、
懐かしさも倍増し話も一層弾みがついた、時間立つのはあっという間で予定時間となり、残れる者だけでもと場所を変えカラオケで私も久し振りにマイクを持ち盛り上がる、又逢う日を楽しみに解散した、友達って良いものだ、同級生って本当に懐かしい、古稀を迎えた者同士思いっきり旧交を暖めた一日だった、
ところで昨日頂いた『こかぶ』は昨夜の夕食の一品として食卓に出た、へたの方を切り実を少しくりぬき、薄味でじっくりと煮込んで柔らかくし切り込んだ窪みに甘くした味噌だれを入れる、ほんのりと『かぶ』の香りと苦味が残り口の中でとろけるほどに柔らかくなり絶品である、美味しいのである、旬の味と香りを味わった・・・・

2005/11/04(金) 旬な夫婦?
明日は予てから計画していた小学校の同期会である、実はこのたびで三度目の同期会だ、五年毎開催したので十五年前第一回目の時には、名簿も無く母校に在った卒業証書の発行原簿をコピーしそれからの名簿作り、なんせ原爆投下後間もない為、校舎も焼け野原にバラック、机や椅子も無く教科書もガリ版刷りでしかもそこらじゅう黒く塗りつぶされたもの・・・勉強らしいものはせず校舎の近くで芋を作ったり、布で作ったボールで野球をし、先生個人の持ち物のサッカーボールも空気の抜けたままを蹴りあい、それでも楽しく過ごした幼い仲間に会えば、皆童心に帰えることが出来る、百一人の名簿の内五年前は三十人ばかり集まり、今年の参加者は約二十人、何と言っても古希の集まりだ、ほとんどが被爆したりなんらか影響がありながらこうして集まる事が出来るのは嬉しい事だ、今回始めて参加する者もいる、実に五十七年ぶりの再会になる、つくづく元気の在りがたさを感じる、さてあの人も変わっているだろうな、・・どんなおばあさんに成っている事やら、明日は精々めかし若ぶりに行く事にするか・・・(これ内緒のこと・・・・)
けさ近所のTさんから『こかぶ』なんでも親戚で出来たとの事、
旬のものは見るだけでも生き生きとして光っている、近所の色々な方からこうして旬を戴けて我が家はまさに旬の家族である、
いや旬な夫婦だと思っている・・・・・・・?

2005/11/03(木) なまことあらかね
11月になると毎年妻は待っていたかのようにある事をし始める、朝早く又夜遅く餅つき器の活躍である、この時期になると餅つきが始まるのだ、夜の間に水にかしたもち米を朝早くから餅つき器に入れ、蒸しつき一人で丸める丸めると言えば此方の方では丸餅だが東の方は切り餅のようだ、岩手県も切り餅との事で此方から送る丸餅は珍しいようだ、それに広島の方ではまめ餅のことを『なまこ』と言い黒豆を入れ少し塩味をつけてつき、延ばして
固まった頃に1センチくらいの厚みに霧やいて食べる、きる前の形と色が『海鼠』に似ているところから『なまこ』といっている、又もち米に約20パーセントの割合でうるち米を混ぜてついた『あらかねもち』があるこちらは粘りが少なく、亡くなった父が好きだった餅だ、又岩手県にいる息子が何故かこの「あらかねもち」が好きだと言うので、妻はせっせとついては送っている、

2005/11/02(水) テレビと秋刀魚
今夜の食事は秋刀魚がメインデッシュだそうだ、旬のものだから美味いのは分かっている、実を言うと魚は余り好きでないのだ、又好き嫌いを行っているようだが、あれが嫌いこれが苦手と、随分好き嫌いが多いように見えるが、ただ苦手と言うだけで出されたものは一応食べるようにしている、だから偏食をしている訳ではない、それが証拠に最近太り気味でダイエットまでしようとしている、
ところで今日の秋刀魚になった経緯は、昨夜テレビで(秋刀魚など焼く時、蜜柑の皮をニケ分魚焼器の水に浸しておけば油が残らない)と言う内容の放送があったとかで、我が家の妻は今夜実験するとの事、テレビも変な事を放送したもんだ。
まどちらにせよ旬の秋刀魚だ美味しくご賞味に預かる事にしよう

2005/11/01(火) 蜜柑
蜜柑の季節である、大方の方ご承知のように私自身はほとんど食べないが、妻は好きで良く食べる、それにもまして岩手の孫は大好物だとの事、かの地にはこうした柑橘類が採れないとかで、毎年此方から送っている、今日描いた蜜柑は隣のHさんから頂いたものだ、Hさんの奥さんは瀬戸内海に浮かぶ島のひとつで蜜柑の産地である、実家の方は蜜柑畑を持っておられ、Hさんのご主人が存命の頃は毎年この時期になると、車で蜜柑を採りに行かれ、つど沢山戴いていた、無論戴いた蜜柑はほとんど岩手の方に送っていた、しかしHさんのご主人が昨年なくなられてからはそれもならず、スーパーで買って送っている、
広島産の蜜柑は美味いとの事今年もどっさり送ってやりたいと思うのだが・・・・・・


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