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2005/06/17(金)
狸と新鮮野菜
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いつものように朝のウォーキングに出かけ家を出て間もなく前を走る猫らしきものが目に入る、猫にしては顔が長い犬にしては足が短いと思ってみると『狸』間違いなく狸である、いきなり路地に駆け込んだがふと振り返った顔と毛並みは間違いなかった、十年前この地に引っ越してきた頃親子連れの狸を二三度見かけたことがあり、何と田舎に来たもんだと変に感動したものだが、その後見ることも無かったが久しぶりに姿を見て『この近くの山も狸にも住みにくくなり食べ物を探しに来たんだな』と納得したながら少々狸が可哀想になった、 こんな今朝の事、私が何時ものように広縁(私のアトリエ)で絵手紙を描く準備の墨をすっていたら裏の畑に面した窓をたたく音がする、見ると裏の畑のTさんがいつもの笑顔でブロックの上にトマト・胡瓜・茄子の採れ立てを並べての差し入れだ、朝の露に一つ一つが光っている、『ありがとう』妻が早速裏に廻り頂く ふと「今朝の狸は餌にありついただろうか」と頭によぎる
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