―思いのまま気の向くまま―
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2005/06/03(金) バラとO翁のこと
Oさんからの電話『バラが一つ咲いたから取りにおいで』との事
Oさんは一昨年ご主人を亡くされた、Oさんのご主人は以前この雑記帳に取り上げた事もあるが、あの『O翁』の事である、
其の『O翁』が生前丹精込めて育てておられた花壇のバラに今年初めての花が咲いたのである、
『O翁』にはご生前私は随分可愛がっていただいた、私が絵手紙を始めて最初に理解くださり色々アドバイスしてくださった、いわゆる私の師でもある、生前は時折お尋ねし、絵や書の事に関して
話をし教えを受けた、と言っても特別手法を教わる訳でもないが
色々話をしているうち自然に『なるほど』と教えられる事が多かった、九十二歳で永眠されるまで実に精力的に作品に取り組まれていた、我が家の仏間のとこにかけている掛け軸の『南無大師遍照金剛』は真言宗の我が家のため翁が書いてくださった物である
こんな私とご主人の間を知っておられる奥さんがはじめて咲いた花を態々私に下さった気持ちも理解でき有難く思い出いっぱいに描いてみた、
なおこの奥さんも今九十歳を過ぎておられるが、私の父が生前木彫りをやっていた頃たびたび父に教えてもらいに来ておられた
然し私の父も亡くなり、ご主人も亡くなられ今は彫刻もやっていられないようだ
こんな事を思うとここ数年の間に私の周りも随分いろいろな事があったもんだと思いを巡らした


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