―思いのまま気の向くまま―
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2005/07/28(木) 露草
妻が朝露の光る庭の植え込みから、小さな花を一本手折ってきた、青い花をつけた『露草』だ、毎年この時期になると植えたわけでもないのに必ず一本咲くと言う、すっと真っ直ぐに伸びた茎の先の青い小さな二枚の花びらは、朝露に濡れしっとりとしている、
この小さな花に不思議な存在感がある、この時季庭の植え込みには花も無く、唯花の時期の終わった紫陽花が緑の葉を茂らせ、所々葉の色も変わりかけて鬱蒼としているばかり、そんな中にひとつだけ小さく凛と咲く花だ、この『露草』は夏の花で日当たりを好む花とのことだが、朝こうして開いていても日が昇り時がたてば花はしぼんでしまう、夏の花なら太陽に向け思いっきり咲いていてもよさそうなものだが・・・・因みに花言葉を調べてみると『尊敬』『懐かしい関係』といやに意味深な花でもある


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