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2005/08/01(月)
六十年の思い
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今日から8月、毎年8月は祈りの月であるテレビ、ラジオそのほかの報道すべて原爆と終戦の内容で始まり終わる、ましてや今年は60年と言う節目の年でもある、私自身も何時も話しているように兄を学徒動員で失い、原爆被爆で父方と母方とあわせ49人の親族を失っている、そして直後の入市被爆でもある、一頃被爆者は結婚すら難しい一時期があった、何はともあれあれから60年の歳月は被爆の証言ともなる建造物も時の流れに飲み込まれ、人々の記憶から消え去られそうに成っている、ましてや被爆体験者の高齢化などで、原爆そのものが風化しつつある、 決して二度とあってはならない悲劇、二度と起こしてはいけない事実を、一人ひとりの心に根強く生かし大きな力としなければ成らないと思う 六十年間悲しみ続けた思いを積み重ね改めて合掌したいと思う
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