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2006/03/27(月)
帝釈峡
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久し振りに妻の実家に行った、両親の法事と言う事で二晩泊まる事に成った、今では道路状況も良くなり高速バスに乗り約2時間、広島の県北の町で最近例の大同合併で庄原市となった町だ、 山の中に国定公園の帝釈峡があり、帰途は義兄の車で送ってもらい久し振りにこの帝釈峡に立ち寄った、この時期桜には少し早い感じで人でもまばらだったが、湖面には赤い橋が静かに影を落とし鏡のように静まり返っていた、時折聞こえる野鳥の鳴き声があたりの山に響き、吸い込まれるような静けさが漂っていた、道路わきの店の軒先に天然記念物の『オオサンショウウオ』が、金網を張った水槽の中で微動だもしないでグロテスクな姿を横たえていた、ふと妻の父が健在な頃案内して貰い遊覧船でこの湖水巡りをしたことを思い出し、其の事を妻と二人話しながら瞬時感傷に浸り生前の義父を思い出した
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