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2006/07/12(水)
トウモロコシ
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今日は蒸し暑く重い空気が体に纏わり付く様な一日だった、 ただ来週もう一雨降りそれが終わると梅雨も明けるようだ、 兎に角早くからっとした日になって欲しい物だ、 そんな今日妻がトウモロコシを一本買って来た、我が家では旬の物がスーパーの商品棚に出ると必ず買う事にしている、そして其の品物は私のアトリエに、私が描き終えて食べる事にしている、このトウモロコシもこうして私が描き終えたら茹でて二人で食べる、 実はトウモロコシには私だけでなく同年輩の人なら皆経験していると思うが、あの第二次大戦終盤に、我々庶民は食べる米も無く、米穀店でトウモロコシのばらばらの実を升ではかり、そして大豆の油を絞ったかすが丸く車輪のように固められたものを大ハンマーで割りながら配給される、其のトウモロコシや大豆のかすを塩味で煎って食べた想い出がある、だからこうして丸かじりで食べると時折思い出し、本当にありがたいことだと感じるのだ、 辛く情けない想い出ではある、ただそんな苦しい事があったからこそ今の平和が余計に嬉しく大切に思えるのだ
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