―思いのまま気の向くまま―
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2006年8月
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2006/08/05(土) 平和式典
今年も8月6日がやってきた、今年は61年目になる私は随分前から8月6日当日は式典の行われる慰霊碑などのある平和公園には行かなくなった、
というのは以前私の住んでいた家の近くに旅館があり8月6日が近づくと平和公園も近いとあって式典参加の団体が宿泊していた、ある年○○県のゼッケンをつけた10人ばかりのグループが宿泊、5日の晩多分夕食時にアルコールを摂取後の事だと思うが旅館の下駄を履きカランカランと音を立て大声で話し笑いながら出て行き夜中に又同じ状態で帰って来たのを見て、被爆者の一人として、何故か腹も立ちまた悲しくなった事から、どうしても気持ちの上で許せなくなったのだ、
式典に参加する人が皆そうではないと思うが、私自身の気持ちとしては例え意固地過ぎると言われても許せない物があるのだ、然し今夜現地に行き若者たちが中心になり、明日の式典の準備や、彼方此方で核廃絶を訴えて、歌や朗読をし又それを熱心に観る人達を見て、以前とはかなり変わった物を感じた、平和公園に集まる人達は国の内外を問わず、少なくとも以前のような姿は見られず真剣に平和を願う人達が集まっていると思えた、
ところで今日の暑さは又格別だったが、妻が明日の墓参り用に買って来た花の中に、栗の小枝が入っていた、夏に入ったばかりだがすぐお盆になりそして秋が近づいているのを感じた


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