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2007/04/30(月)
一銭洋食
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今日添付の絵手紙『ヒメウツギ』と言う山野草で隣のHさんたくの花畑に咲いている、ユキノシタ科の花で岩場などに育成しているとの事だ、ただ切って花瓶に入れると、長もてはしないようだ、然し優しい花である。
処で何時も家で話していることだが、最近のテレビは何故面白くないのだろうか、良い俳優が出演しているのに、内容が現実離れしている、何故だろうか・・・矢張りそんなドラマの原作は漫画が多い、然しそんなドラマが受けている現実があるのなら私が年をとりすぎたせいなのだろうか。 話は変わるが、今日妻が『一銭洋食』を作ってくれた、これは一言で言えば『お好み焼き』のルーツとでも言おうか・・・。 私が子供の頃、小さな駄菓子屋の奥に鉄板の台があり(今のお好み焼きと同じ)文字通り一銭持っていくと、店のおばあさんが、鉄板に直径10センチくらいに、メリケン粉をといたものを広げて、その上に刻んだ葱を一つまみ広げ、次に削った鰹節をひろげ、その鰹節が熱でちりちりと動くところに、ソース(当時ウスターソースしかなかった)を刷毛で塗り熱々を、新聞紙を小さくしたものに包んでくれる、所が食べるとき薄い熱々の皮が新聞紙にくっつき取れないので終いには新聞紙も一緒に食べた記憶がある。 その懐かしい匂いと味はほとんど同じで懐かしく、遠い昔の子供の頃をを思い出した。それと同時にその小さな店の奥で『一銭洋食』を焼いてくれた、小さなおばあさんを思い出していた、あのおばあさんもあの原爆で亡くなったとか・・・・。 然し今の子供達に、この味が受けるかどうか・・・・。
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