―思いのまま気の向くまま―
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2007/04/27(金) しわが増えたな
今朝、ふとしたことで自分の手の甲を見た、何時も見ているはずなのに、何となく久し振りにあったような気がした。
挙句描いてみることにした、しかも同じ描くなら、利き手の右が良いと思い、筆を左手に餅、輪郭を描いてみる。
描きながらしみじみと観察すると、矢張り年相応と言うか、かなりしわが増えている。
ただ一頃太っている頃は握り拳にすると、ツンツルの丸い手だったが今は凹凸もある、然し随分しわがあるものだ。
この右手のも色々思いではある、特に子供の頃、冬になるとしもやけで手はまん丸に膨れ、勿論戦時中は手袋なんてない時代、真っ赤にはれた手が終いには、表面が破れ汁は出るし、とうとう右の薬指と中指がくっつき離れなくなった、挙句病院にいくと看護婦さんが、その二本の指を持ち、先生がメスで切って一緒になった指を切り離した。
麻酔無しで・・・『日本男児は我慢』『これくらいで泣いたら兵隊さんになれんぞ』看護婦さんと先生の声に歯を食いしばって我慢したのは国民学校(小学校)2年生・・・。
そのときの傷跡が今でも中指と薬指の付け根に残っている。
ふと何故か亡くなった親父の大きな手を思い出した、
そういえば子供の頃一度だけあの大きな手でゲンコをくらい、吹っ飛ばされたことがあったな・・・なんで殴られたかは忘れてしまったが・・・・。


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