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2008/11/12(水)
認知症と絵手紙
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今月の教室の画題は年賀状、来年は丑年と云う事で盛んに牛を描いているが、代替に牛は形が採りにくい、生徒さんは皆一様に悪戦苦闘。牛は図体がでかく、あまり変化がないときているから扱いにくいのだろう。実は今日の教室の生徒さんの一人、Yさんは気の毒だが認知症にかかっている、然し毎度ご主人が手をつないでの送り迎え、実に優しいご主人だ、Yさんはあまり根気が続かず30分もすると帰りたがる、然し周りの皆がなだめすかしながら2時間持ちこたえている、その間に葉書に5〜6枚の絵手紙を描き上げる、ご主人の言葉によると、彼女はあまり根気が続かないようだだから2時間も同じ処に居ると言うのは珍しい事なんだそうだ、絵手紙も結構形になり本人は一生懸命描いている、何とか楽しみを見つけたのでは無かろうか。 彼女の姿を見またご主人の優しさを見て(夫婦とはこうあるべきなのだ、と何時も感じさせられる) 今日の絵手紙 となりのHさん宅に咲いた椿を描いてみた。
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