|
2010/05/12(水)
不器用な手
|
|
|
時折筆を進めている手を止めてふっと自分の手を見つめる事がある、あの啄木とは違って武骨で膨らんだ様な手だが、子どものころから両親には『不器用だ』と云われ私自身もそう思っていた、実際この太く武骨な手を見て居ると御世辞にも器用とは言えない、然し不器用は不器用なりに一生懸命頭を働かせいろいろアイデアを出し何とかやって居るつもりだ、ただ母親似で元々左利きの私は、こうして右手を描く時は左手で筆を持ち、そう不自由を感じないで線を引き文字も書く事が出来る。人間何か取り得は有るもの、手先の不器用はアイデア勝負でこれからもやっていくつもりではある。 今日の絵手紙 不器用だが永年思い通りに動いてくれる手に感謝し、これからも生きている間よろしくの気持ちを込めて・・・・。
|
|
|
|