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2004/02/06(金)
「食べる」ということ
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朝読書の時間に2年生に読み聞かせに行きました。今日は私は、福音館書店のかがくのともから「まんまるダイズみそづくり」(絵本のページ参照)をもう一人の方は「はるをさがしに」を読みました。
終わってから、図書室で、今日、読んだ本の記録と反省などをノートに書き込みます。そのときに、他のクラスで、語り「せっつぶ〜ん」をやった人がいて、一緒に組んだ方が「上手だった、面白かった〜」と言っていたので、聞きたかったな〜と思いました。 考えてみると、昔話にはいろいろなものを食べる(飲み込む話)が多いですよね。デンマークの昔話「ついでにペロリ」は、猫がおばあさん、とり、女の子を次々に飲み込むし、「大喰らいの猫」は、旅人から小人まで食べちゃうし、さっきの「せっつぶ〜ん」は蛙から鬼まで「へろり」と飲み込むし・・・何故かしら?と私が言ったら、メンバーの一人が「物を食べるということは、他の命を飲み込むということ。だからじゃないかしら。でもどうやって食べたかなんて子供に絶対説明しないのが鉄則よ。ぺろり、とか、へろりとか、あっさりと飲み込んでしまうように話すのが良いって、聞いたことがある」と、教えてくれました。
「人」に「良い」と書いて、食べるということ。 食べることを大事にしなくてはと思いました。 なにより、美味しく食べられることが、一番ですけれど・・・
*福音館書店の許可を得て画像を掲載しています。
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