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2002/06/27(木)
ワールドカップ・サッカーって・・・
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ワールドカップ・サッカーって・・ 6/27/02
アメリカではサッカーはハッキリ言って人気ありません。理由はもちろん、アメリカ弱いから(笑)。メジャーなテレビ局でもスポンサーがとれないのであんまり放送されないらしい。一回だけアメリカの試合をABCでやってたの見たけど、いつもはスポーツ・チャンネルかスパニッシュ・チャンネルでしかやってません。そのためワールドカップ・サッカーが行われていることすら知らないアメリカ人もいます。
しかし南米系の人達はもちろん燃えてます!私の通うピラテス(筋力トレーニング)のクラスでも一人のアメリカ人の女性は「へぇ、サッカーやってんの?」って感じ。しかしスパニッシュ系の女性は「最近あたし寝不足なのよ。昨日も旦那と朝の4時半までサッカー見ちゃった。」だって。(こっちでは時差で朝2時半からのゲームがあったりする。)それを聞いたサッカー無関心のアメリカ人は「オーマイガー。私だったらビデオにとっておくわよ。」とあきれてた。
ニューヨークの私のまわりの日本人はといえば、はじまる前はみんな「ねー、なんであんなに日本で盛り上がってんのー?」と冷ややか。(すいません、私もそのうちの一人でした。)ところがはじまってみると日本は活躍してるし、しだいにみんな盛り上がって来て、「ベッカム素敵」とか、「ビデオとってもう一回見ちゃった」なんて人まで・・・けっこうサッカーって一度見だすとヤミツキになっちゃうのかもね。私もたまたま夜更かししてテレビつけたらスパニッシュ・チャンネルでブラジル戦やってていきなりファンになっちゃった。 またスペイン語がサッカーにあうんだ。わけわかんないけどなんか燃えてくる感じ。 あの有名な哀愁をおびた「ゴ〜〜〜〜ル」もいいし。なんか言葉の『ノリ』がサッカーに合ってんのかな。英語で見たら迫力欠けるんだよ。
ノリといえば、それぞれのお国がらってあるよね。文化だよね。紳士的だったり、野性的だったり、楽天的だったり・・やっぱり育った環境って大きいよね。小さいころから裸足でボール蹴ってた子や、スポーツ・クラブとかきちんとした施設で鍛えられた子とかね。それぞれ違うんだよね。 ジャズでもさ、(いきなりですが)微妙なビートの違いってあるんだよね。ニュースクールってとこに通ってたとき、ヨーロッパ人もいっぱいいたけどそれぞれ『ノリ』が違ってた。このあいだひょんなことからノーマン・シモンズというピアニスト(歌伴の名手)にストライド(ブンチ ャ、ブンチャ、といえばおわかりいただけるでしょうか?)のレッスンしてもらったんだけど、彼の持っているビートもサー・ローランド・ハナが持っているビートも、なんか独特なパルスがあってかっこいいんだ。テープにとってよく聴き直してみると、あれ、話し方まで似てるよ、あの二人。やっぱりねぇ。う〜ん、なんとかいつかこんな心地よいパルスを出して弾けるようになりたい〜。そういえばチャイコフスキー・コンクールのピアノ部門で日本人初の1位が出たね。昔からクラシックでも日本人は堅いとかノリが悪いと言われてきたけど、いろんな分野でこれからどんどん変わってきそうだよね。みんな、がんばろう! (由)
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