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2002/08/25(日) チャーリー・パーカー・ジャズ・フェスティバルとニューヨークの夏
 チャーリーパーカーの誕生日を記念して開かれた『第10回チャーリー・パーカー・ジャズ・フェスティバル』が「チュニジアの夜」でたった今幕を閉じた。今年で10年目なのだが、残念ながら今年が最後になるらしい。9月11日の影響がここにも出てしまったようだ。何しろうちの前の公園でやっているので、うちに居ながらにして聴くことができた。ちょっと音は聴きにくいけど。当日は朝から公園で準備しているのを窓から眺めながら、そわそわしてきて、公園の前の産地直送マーケットで新鮮な果物や野菜を買い物しながら、準備中のステージのあたりをうろうろしてしまう私。しかし見るとすでに常連の人達が席取りを狙って待機しているのだ。(このコンサートは無料コンサートなの。)

 10年のフェスティバルの中で一番印象に残っているのは、ハンク・ジョーンズ(p)のソロかな。恥ずかしながら曲を知らなくて、でもどうしても知りたくて本人に聞きに行ってしまったら、「The Very Thought Of You」とやさしく答えてくれた。エッタ・ジョーンズ(vo)も素敵だった。ジミー・ヒース(ts)のビッグバンド、マックス・ローチ(ds)のソロもよかった。いつもこのフェスティバルが終わると、“夏も終わりか”という気がしたもんだ。

 ニューヨークの夏といえば、お金持ちのニューヨーカーは郊外で過ごすので、街に残ったのは私の様な貧乏人と観光客といった感じ。たとえばロングアイランドのハンプトンはマーサ・スチュアートやドナ・キャラン、ラルフ・ローレンとかの豪邸で有名ですね。私のまわりにも、スペインのカナリア・アイランドや、マサチューセッツ州にも別荘持っている人がいます。私は時々お金持ちの集まるアッパー・イーストにあるヘア・サロンにカットしに行くんだけど、夏はそんなわけで街は空いていて、お店もヒマらしい。逆に人がいなくていいと、ヘアスタイリストの彼は言っていた。そこでカットしたあとのお決まりのコースは『とらや』です。たまには贅沢してもいいよね。(えへへ。)レイバー・デイ、日本でいう勤労感謝の日(今年は9月2日)からやっとビジネスが元にもどる感じです。だからウォール街のバー・レストランでライブしてたころ、夏はビジネス・ピープルがいなくて寂しかった。ミュージシャンはつらいよ。

 みなさんの夏はどうでしたか? もう秋の気配を感じてますか? (由)


 追伸:上記のチャーリーパーカー・フェスティバルの無料パンフレットが2部あります。欲しい方はこちらにメールしてください。lovestream@ix.netcom.com


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