|
2003/11/16(日)
『ジャパンツアー2003』vol.1
|
|
|
いやぁー今年も楽しい旅でした。
何と言ってもラッキーだったのは、現在東京在住で今回共演のトミー・キャンベルさんが、私が出発する前にNYにギグで来ており、オフの日にもかかわらずリハしてくれたこと。もうすでにNYからツアーが始まったような気分だった。 ミッドタウンのジャズ・ミュージシャンがよくリハするスタジオなんだけど、私の前にはアンディ・ベイ(p, vo)・トリオがリハしていた。トミーを待つ間練習してたのだけどなかなか来ないからドアの外へ出ると、ハロルド・メイバーン(p)が立ってたりして。ひぇ〜、私のへたくそなペンタトニック聞かれちゃったかしら。
やっとトミーが現われた。久々に会ったトミーはとっても元気そう。しばし世間話しした後、「Let's Play Music!」さすが、トミーかっこいい。私のアレンジも気に入ってくれてノリノリ。気分は最高。実は出発前いろいろとストレスがたまっててかなりブルーだったんだけど、トミーのお陰で吹っ飛んだ。「Play Music」ってこんなに楽しいことだったのね、と教えてくれた。トミー、ありがとう。
さぁ、日本に着いたらまず、うちの近所の「ゆらの里」へ。今銭湯ブームなんですってね。露天風呂や泡風呂やサウナまであって、そのサウナの中にはテレビまであって、何とヤンキースの試合をやってたのです。まさかこんなところで松井やマリアノ・リベラが見れるとは。
翌朝5時に起きて(時差ボケのときは全然苦ではない。むしろ、起きちゃう。)京都へ。今度はエレーナさんとリハ。祇園のキャンディーというお店だ。でもその前にせっかくだから清水寺へ。修学旅行生でいっぱい。なつかしいな。 あの登り坂はけっこうキツイ。若くないと登れません。姪に頼まれたチョコバナナやイチゴあん入りの八つ橋を購入。う〜ん、時代は変わりましたね。
祇園でエレーナさんから聞いた辰巳神社をみつけた。(写真:1枚目)芸事の神様が奉ってあるらしい。
キャンディーへ着くとこちらも1年振りだけど元気そうなエレーナさん。1時から3時までリハやって4時にはもう新幹線に乗っていた。あぁ〜もっと寄りたいとこあったのに〜。
初日は「川崎ぴあにしも」。なんとお店に電子郵便が届いていた。「ツアーがんばれ・・」うそー、佐賀県に住む小学校の同級生だ。これぞサプライズ!お店にも、10何年振りのジャズ友達や、国音時代の親友、叔母のお友達等がたくさん駆けつけてくれた。エレーナさんそっくりのお兄様もたくさんお友達呼んでくださった。私はアガリまくってヨレヨレだったけど、気分は楽しかった。
「In Your Own Sweet Way」を弾いた。そのジャズ友達とあちこちのライブハウスに通ってた頃覚えた曲だ。 初めて聴いたのは「新宿J」のロニー・マシューズとレイ・ドラモンドの演奏だ。すぐに気に入って覚えちゃった。今だにマイ・フェイバリット。
2つ目のライブは「盛岡すぺいん倶楽部」。盛岡は山に囲まれ、川が流れ、空が広い。ジョギングしたら気持ち良さそう。だが、まずはじゃじゃ麺を食べた。ぐちゃぐちゃ混ぜるのがビビンパっぽい。材木町ではそば茶を購入。このあたりは宮沢賢治ワールド。「すぺいん倶楽部」は食堂園という焼き肉屋の向かい(ここの冷麺がウマイ、らしい。)。 お店はぬくもりが感じられるゆったりとした感じ。お客さんも岩手ジャズ愛好会の方々を中心に、「見知らぬ私達」を暖かく見守って下さった。「ラヂオもりおか」のジャズ番組「JAZZ HOT LINE」のパーソナリティ、ヨシダ氏も来て下さり写真を撮ってくださった。(写真:3枚目)(photo by M. Yoshida)
本人も交えて(写真:4枚目)。やさしいマスターもサックス吹きだったのだ。(由香)
|
|
|
|