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2003/11/17(月) 「ジャパンツアー2003」vol.2
3つ目は「仙台国際ホテル・ディナー・ショー」。この日からトミーと合流。(写真1枚目)
サウンドチェックの時に実行委員の方にお会いした。
「チケット300枚完売です。」え〜!本当ですかぁ?演奏する側にとってこんなに嬉しいことはない。実行委員会の方々のご努力に大感謝です!演奏はディナーのあとのデザートのときにスタート。
 やわらかいショパンのプレリュードから入った。徐々にテンションを上げ、トミーのソロでピークを迎える。さすがアピール度が高い。そしてエレーナさんを交えてリクエストのあったスタンダード曲を披露。
あっというまの80分でした。エンジョイしちゃいました。

 終わってから打ち上げ。(写真2枚目)素敵な女性がたくさん集まった実行委員会でした。トミーはその後マッサージ。

 そしてライブ最終日は「赤坂Bフラット」。この日もジャズ友達軍団(写真3枚目)はじめ、高校の同級生、静岡からはるばるエレーナさんの御両親、中には札幌から来て下さったピアノ調律師の方まで、総勢82名が大集合。数では仙台に負けてますが熱気では負けてません!「イェイ、イェイ」コールありがとう。ホント、ライブとはミュージシャンとオーディエンスが一体となってこそ、ですよね。勉強になりました。トミーの「Is That So?」で聴かせてくれたブラシのソロ、聴きましたか?もう最高。トミーの好きなダニー・ボーイをソロで弾いたら喜んでくれた。そしてエレーナさんを交えての「Just In Time」でのバンド全体のスイング感は快感でしたね、エレーナさん。
 ほんと、It Don't Mean AThing (If It Ain't Got That Swing)、スイングしなけりゃ意味ないですね。(It Don't Mean "Nothing"と勘違いしていた私は「おいおい、何年ニューヨークにいるんだよ。ヘイ、デューク(エリントンに向かって)!」とトミーにバカにされたのでした。ハハハ。くそ〜。)




 楽しいライブを終えて次の日は先輩であり師でもある素敵なピアニスト、国府弘子さんのライブを聴きに金沢へ向かった。うるさい客の対処法(笑)からリクエストにすべて答えて弾いてしまうあたりはサスガ。しかし極め付きは「レデイ・ムーンライト」でじ〜ん。あの曲は私が弘子さん宅にレッスンに通っていた頃作られた曲なので個人的に懐かしい。あれから10何年も経った。こうしてまた弘子さんに会えて嬉しい。
 人との出会いとはホント素晴しいものですね。今まで出会ったたくさんの人達に影響を受け、支えられて今日まで生きてきたけど、その中の一人でもかけたら今の自分はないのですね。(ちょっと大げさかしら。)
そう思うとその出会いを大切にして、これからもみんなと一緒にがんばろうと思います。そしてまた今度会ったときには、ちょっとでも成長しているといいな。

 最後の写真は飛行機の中から撮ったもの。(写真4枚目)日の出がとってもキレイだった。地平線に沿って太陽の光が見えました。NYの午前10時ごろに着く便だと、朝食時に見れますよ。ご参考までに。(由香)

2003/11/16(日) 『ジャパンツアー2003』vol.1
いやぁー今年も楽しい旅でした。

 何と言ってもラッキーだったのは、現在東京在住で今回共演のトミー・キャンベルさんが、私が出発する前にNYにギグで来ており、オフの日にもかかわらずリハしてくれたこと。もうすでにNYからツアーが始まったような気分だった。
 ミッドタウンのジャズ・ミュージシャンがよくリハするスタジオなんだけど、私の前にはアンディ・ベイ(p, vo)・トリオがリハしていた。トミーを待つ間練習してたのだけどなかなか来ないからドアの外へ出ると、ハロルド・メイバーン(p)が立ってたりして。ひぇ〜、私のへたくそなペンタトニック聞かれちゃったかしら。

 やっとトミーが現われた。久々に会ったトミーはとっても元気そう。しばし世間話しした後、「Let's Play Music!」さすが、トミーかっこいい。私のアレンジも気に入ってくれてノリノリ。気分は最高。実は出発前いろいろとストレスがたまっててかなりブルーだったんだけど、トミーのお陰で吹っ飛んだ。「Play Music」ってこんなに楽しいことだったのね、と教えてくれた。トミー、ありがとう。

 さぁ、日本に着いたらまず、うちの近所の「ゆらの里」へ。今銭湯ブームなんですってね。露天風呂や泡風呂やサウナまであって、そのサウナの中にはテレビまであって、何とヤンキースの試合をやってたのです。まさかこんなところで松井やマリアノ・リベラが見れるとは。

翌朝5時に起きて(時差ボケのときは全然苦ではない。むしろ、起きちゃう。)京都へ。今度はエレーナさんとリハ。祇園のキャンディーというお店だ。でもその前にせっかくだから清水寺へ。修学旅行生でいっぱい。なつかしいな。
あの登り坂はけっこうキツイ。若くないと登れません。姪に頼まれたチョコバナナやイチゴあん入りの八つ橋を購入。う〜ん、時代は変わりましたね。

 祇園でエレーナさんから聞いた辰巳神社をみつけた。(写真:1枚目)芸事の神様が奉ってあるらしい。

 キャンディーへ着くとこちらも1年振りだけど元気そうなエレーナさん。1時から3時までリハやって4時にはもう新幹線に乗っていた。あぁ〜もっと寄りたいとこあったのに〜。



 初日は「川崎ぴあにしも」。なんとお店に電子郵便が届いていた。「ツアーがんばれ・・」うそー、佐賀県に住む小学校の同級生だ。これぞサプライズ!お店にも、10何年振りのジャズ友達や、国音時代の親友、叔母のお友達等がたくさん駆けつけてくれた。エレーナさんそっくりのお兄様もたくさんお友達呼んでくださった。私はアガリまくってヨレヨレだったけど、気分は楽しかった。

 「In Your Own Sweet Way」を弾いた。そのジャズ友達とあちこちのライブハウスに通ってた頃覚えた曲だ。
 初めて聴いたのは「新宿J」のロニー・マシューズとレイ・ドラモンドの演奏だ。すぐに気に入って覚えちゃった。今だにマイ・フェイバリット。



 2つ目のライブは「盛岡すぺいん倶楽部」。盛岡は山に囲まれ、川が流れ、空が広い。ジョギングしたら気持ち良さそう。だが、まずはじゃじゃ麺を食べた。ぐちゃぐちゃ混ぜるのがビビンパっぽい。材木町ではそば茶を購入。このあたりは宮沢賢治ワールド。「すぺいん倶楽部」は食堂園という焼き肉屋の向かい(ここの冷麺がウマイ、らしい。)。
 お店はぬくもりが感じられるゆったりとした感じ。お客さんも岩手ジャズ愛好会の方々を中心に、「見知らぬ私達」を暖かく見守って下さった。「ラヂオもりおか」のジャズ番組「JAZZ HOT LINE」のパーソナリティ、ヨシダ氏も来て下さり写真を撮ってくださった。(写真:3枚目)(photo by M. Yoshida)

本人も交えて(写真:4枚目)。やさしいマスターもサックス吹きだったのだ。(由香)


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