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2003/06/04(水) 6月はNYがホット!
ようやく花粉症も消えたと思ったらもう6月なんですね。
なるべく花粉症の間は外に出たくないんだけど野球も見に行ったし、
いろんな音楽も聴きにでかけたりして刺激的な季節だった。
音大の後輩の鈴木賀子ちゃんがダウンタウンのトリニティ・チャーチでランチタイム・コンサートを行った。
この教会はトレード・センターからすぐそこで、911の時に救助活動が行われた場所だ。
教会の中には千羽鶴やメッセージが吊されていて、「あの時の事」が思い出される。
そんな中での演奏だったからか、彼女の演奏はとても癒されるものであった。
特にシューマンの「子供の情景」が素敵でした。

 それからバイオリンとピアノのデュオ「Machiko & Makia」を聴いた。
Frank &Camille's Keyboard Center というピアノのショールームでのサロン・コンサート。
ガーシュインやピアゾラの作品の他、牧亜さんの作品が演奏された。
JFKで飛行機が飛び立つイメージで作ったそうですが、私の頭には「グッド・ラック」が思い浮かんでしまった。
いやぁー、ドラマの曲にピッタリでした。
真智子さんもこの曲はエレクトリック・バイオリンでかっこよかったです。
う〜ん、このデュオはブレイクしそうな予感。日本デビューは7月です。ウェブをチェックしてみてくださいね。
http://home.earthlink.net/~machikomakia/

 そのあとに聴いたのは3人のピアニストの「メリールー・ウィリアムスに捧げる」コンサート。
場所は「トライベッカ・ジャズ・カフェ」。
ピアニストはバーサ・ホープ、ジョアン・ブラッキーン、フランチェスカ・タンクスリーとタイプの違った女性3人で、前半はソロ、後半は3台のピアノという構成だった。
それぞれの持ち味が出ていておもしろかったジョアンが「If I Were a  Bell」をストライドでかつ7拍子で弾いたのはすごかった。

これはライブじゃないのだけれど、テレビで見た話。
ニューヨーク・タイムズでまず「ベース・プレイヤー、Henry Grimes(65)が30年振りにカムバック」という記事を見つけた。誰だろう。
彼はモンクやマイルスらとも共演したが、その後音楽シーンから姿を消したそうだ。
音楽に対するエモーションがなくなり、寒いニューヨークを去り、暖かいカリフォルニアに移ったけれど、仕事もなくホームレスの時期もあったらしい。
 やっぱり精神的なものってきついですね。
でもカムバックのライブ映像をテレビで見たら、とても30年振りとは思えず、やわらかく、楽器が体になじんでいた。
すごい。いつか生で聴いてみたい!

 さぁ、6月はJVC ジャズ・フェスティバルの季節。
サマー・シーズン到来という感じ。カーネギーホールの6月のスケジュールは魅力的だ。
14日にCASAの坂本龍一氏がジョビン・トリビュートで参加。
オーネット・コールマン、チャーリー・ヘイデンの25日もおもしろそう。
そういえばカーネギーではないけど、16日は矢野顕子がジョーズ・パブでライブ、そして21日はなんと南こうせつがタウンホールでコンサート。
そして私(!?)は28日にアベニューCで弾いてます。前述のメリー・ルーと共演していたカーリン・レイをゲストに迎えます。

メリールーの曲もやりたいなと思っているところ。
この時期NYにいらっしゃる方、カーネギーもいいけどアベニューCにもよってくださいね。


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