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2003年9月
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2003/09/15(月) 「ロスカンビオ」時代
「9.11から2年」のメモリアル式典が行われた。私は前日にグラウンド・ゼロでお祈りした。あのときと同じよく晴れた空だった。なぜか私は「晴れた空」が印象に残っているのだ。ふとトレードセンターの最初の爆弾事件を思い出した。ちょうどその日トレードセンターから少し離れたウオール街にあったイタリアンレストラン「ロスカンビオ」でギグがあった。「こんな日にもギグあるの?」って思ったけど確か仕事したと思う。この「ロスカンビオ」のギグは私にとって最初のレギュラー・ギグだ。「TAKAKO (vo) & YUKA (p)」(写真:常盤武彦)のデビューなのだ。あの頃はまだ日本人の女の子2人組がレストランで演奏してるなんて珍しかったと思う。お客さんの殆どは近くの銀行で働く人達で、リクエストといえばジャズではなく、カントリー系の「クレイジー」からブロードウェイ系「メモリー」、ダンス系「ラ・バンバ」「ホット・ホット・ホット」までやった。二人ともジャズのレパートリーしかなかったので、夜中までリクエスト曲を必死でリハーサルした。(アメリカ人の中でジャズを聴く人は小数派なのだということを知った。もしかしたら日本人の方がジャズ好き多いかも。)私は今でもそうだけど、愛想の良い方でないので、よく「スマイル、スマイル」とお客さんに言われた。特に一人のラテン系のおっさんがうるさいので、「シャラップ!」なんて切れてしまったことがある。英語もロクに話せないくせに。そばにいたイタリア系のおじさんが「彼女今、シャラップって言った?」と驚く。

 「ゆ、か、ちゃん・・」あのときの貴ちゃん(TAKAKO)の青ざめた顔が忘れられない。ごめんね。でもなんだかんだ言って楽しいギグだった。お客さんに成長させてもらったと思う。音楽的にも、人間的にも。今でも貴ちゃんと会うと「『ロスカンビオ時代』が一番楽しかったね。」と話す。その貴ちゃんがもうすぐ結婚する。貴ちゃん、おめでとう!お幸せに!またいつか「TAKAKO & YUKA」復活させようね。
まだこの写真使えるうちに・・・?


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