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2004/03/23(火)
ミスター・ボージャングル
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いやぁ、昨日(3/21)は怠け者の私がホントよく働いた。リンカーン・センターのシアターでのグレゴリー・ハインズに捧げるタップダンス・ショーで演奏することになり、朝9時からリハーサル、11時半と2時半のショー、終わったらスイング46で5時から8時までタップ・ジャム、とタップ三昧の一日だったのだ。もちろん踊ったわけじゃないけれど。お陰でタップの世界もちょっと覗けたかんじかな。ショーの中で感動的だったのは、ハロルド・クロマーというおじいちゃんの「ミスター・ボージャングル」。昔テレビでサミー・デービス・ジュニアが歌ってたのを見た事があるんだけど、ご存知の方も多いはず。おじいちゃんの伴奏しながら感動してしまった。なんとそのおじいちゃん、カウント・ベイシーや、デューク・エリントンなんかとも共演したらしい。そんな事あとでプログラム見て知ったんだけど(コワイ)、リハーサルではかなり言い合ってしまった。でもそのお陰で本番ではお互いに納得していい音楽が作れたと思う。日本でも昔ツアーしてたらしい。「日本の聴衆はわしのミスター・ボージャングルで泣いたよ。」と言ってた。「大事なのはハートだよ」。リンカーン・センターで弾けたのもラッキーだったけど、もっと大きい物を得たような気がする。
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