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2004/05/16(日)
ななめのピアノとゴースト
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今までいろんなピアノを弾いたけど、昨日の教会のピアノもすごかった。調律もさることながら、床が斜めのところに置いてあるので、ピアノベンチに座ると斜めに傾きながらピアノを弾く事になるのだ。高音へ行くにつれて体が右下がりに。ヒドイ。腰が悪くなるよ。でもチャイニーズ・カップルの結婚式はなかなかステキでした。デンマークのプリンスも涙ぐんでいたけど、この日も彼の方が涙ぐんでいました。奥さんはしっかりものって感じ。
ななめのピアノもびっくりだけどもっとスゴイこと体験しました。 先日のリンカーンセンターのメリールー・ウィリアムスに捧げるコンサートでのこと。メリールーの作品「GHOST OF LOVE」をジャズ・オーケストラが演奏しているときに、何か不自然な音が聞こえたのね。それが何度も鳴るの。その曲の効果音かなって思ったんだけど。いったい誰が出してるんだろうってオーケストラを見回してたんだけどわからない。その曲が終わったらその音も止んだ。ウィントン・マルサリスも曲が終わってから「不思議な事があるもんだね。オルガン(ステージの後方にある)が突然鳴りだした。キーもあってたよ。皆さんはこんなの信じる?」なんて言ってた。私、信じる。メリールーがいたんじゃないかな。あの時。
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