ユカニャッキ
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2004年12月
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2004/12/24(金) クリスマスイヴの涙。
会社は年内いっぱい休む事にした。精神的にも肉体的にも、もう無理だから。

母親に会社に連絡してくれたら、途端に気楽になった。抗不安剤を飲んですぐに眠った。

鬱々な時間をどうにか耐え、彼が迎えに来るのを待つ。

彼が迎えに来た。
寒い、寒いと騒ぎながら車に乗ってデートスタート!

楽しい時間を過ごしたけど、ベッドで寝転がって話をしているうちに悲しくなってきた。

あたし、このデートが終わったら、死ぬんだ。

止まらない涙に背中を向けた。
「どうした?」って後ろから優しく抱かれる。
思わず叫んだ。
「あたし、今日が最後のデートにするつもりだったの!もう死んじゃいたいの!嫌いになりたいの!優しくされたら期待しちゃうからもう放っておいてよ!」

また、エッチの後で泣いてしまった。うざいな、あたし。

彼は何も言わなかった。ただ私を自分のほうに抱き寄せた。冷えた肩を抱き込んで暖めてくれた。切なくて涙はまたこぼれたけど、泣き疲れていつのまにか眠っていた。

目がさめたらいつも通り、じゃれあってました。

寒い部屋の中で、彼の身体の暖かさが愛しかった。

彼が私のもとに戻ってくるかはわからない。でも、次に会う約束はした。

次に会うまでは、とりあえず頑張って生きてみようと思う。


私の調子が良くなるまで、こうやって少しづつ寿命を延ばしていくのだろう。

メリークリスマス。


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