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2004/03/31(水)
変わってしまった。
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私は変わってしまったらしい。 さやと付き合い始めた頃と比べて。 確かに、前は四六時中笑顔だったけど、最近はイライラしてばっかりだ。相手してる方も疲れるだろう。 自覚もしてる。それでも笑えない。 頭の中は辞めてしまった仕事のことと、自分の病気のこと。 今だって、幻覚(妄想?)で部屋の中に作業員がいて それにおびえながら日記を書いている。
変わっても、夕佳は夕佳。さやはそう言ってくれたけど 愛想を尽かされる前に、ちゃんとしなきゃいけない。
そういえば、さやも変わったよね。 前みたいに抱きしめてくれなくなった。 私を放って、違うことに熱中して、夕佳はただそれを眺めるだけだ。呼んだって来ない時もあるもんね。 もう、愛想は尽かされてるのか・・・。
どうすればいいのだろう。 腕を切り刻む前に、考えよう。
海に飲まれたい。だって必要のない存在だから。 引き止めるもの、細く細くなっていってる。
============= 暫定版
雨が止まない。 このままじゃ桜が流れてしまう。まだ夜桜見てないのに。 明日は晴れるのだろうか。 晴れたら海に行こうかな。江ノ島までは車で、その先は江ノ電もいい。駅のホームから石畳の小道を抜けると目の前は海になるところがある。 サーファーはいるが浜に人は少ない。落ち着く場所。 それでも夕佳の身体から流れだす虚しさに、自分が溺れてしまうなら、 江ノ島の岩場からすべって渦に飲まれるのもいい。 助けなんて来るわけないし、助ける価値もない。 ただ海に還るだけだよ。
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