稽古場日記
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2004/10/21(木) 刺激的な一日/山南純平
 棟梁(方尾アニキ)が車のパンクを修理してくれた。正確にはタイヤ交換してくれた。
 私はジャッキの使い方もネジの取りはずし方も経験ゼロ!つまり機械音痴という奴だ。情けない。アー情けない。何故、自動車は走れるのかすら理解してないのである。バカのパラダイス!車には馬が潜んでいるのです。・・・魑魅魍魎(ちみもうりょう)とは刺激的である。
 
 「山南さん、気分が変わらない内に西原村の西岡さんのところを訪ねてみよう!」・・・天気は上々。先日より知り合った乗馬クラブの西岡さんのところへアポ無しで急ぐ。彼は名古屋で劇団「少年王者館」に関わっていた演劇の先輩でもある。馬があう人です。
 辿り着くと、すぐ近くの「西原村風のキャンプ場」を案内してくれた。ななな、なんと野外ステージが!背景は阿蘇の山並み!
 まるでテント芝居に絶好の場所ではないか!棟梁の「土とともに生きる会」のイベント実施にも絶好の条件が揃っている。
 来年の春、ここでイベントを仕掛けよう!即決である。
 それほど刺激的な場所である。行けばわかる。行かねばならぬ。
 すでに酒も飲んでいないのに、脳はマヒしてきた。

 本日の稽古場には西岡さんも見学に来てくれた。唐十郎さんの「二都物語」(1972〜?)あたりから見ている彼を前に、うちの若手劇団員はいい度胸をしているもんだ。怖いもの知らずとは無限の可能性を秘めている。安心安心。それが又、刺激的なのである。
 
 もうひとりの来客もあった。
 松尾温泉のマネージャーさん。「うちのホールで芝居をしませんか?」・・・ななな、なんというグッドタイミングなお誘いではないか!夢桟敷が外へアピールする良いチャンスではないか。夢桟敷だけに限らず、熊本の劇団ともセッションを組む良いチャンスかも知れない。
 刺激的である。

 今日は一日中、刺激的なことでいちいちワクワクした。 


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