|
2004/10/24(日)
ふれあいサンデー/山南純平
|
|
|
秋だというのに暑い一日だった。 今日は熊本県立大津養護学校でのイベント「ふれあいサンデー」に出演した。 この出演に関しては劇団のスタッフでもある棟梁(方尾さん)の口利きで実現した。 パフォーマンスの披露ではあったが、いつものことながら養護学校での出演は「見せる」行為以上に「学ぶ」感動に酔ってしまう。 生徒さんたちの明るい笑顔がわたしたちにエネルギーとなって跳ね返ってくる。わたしたちがエネルギーをもらっているのです。 ただの発表の場ではない。得ることの方が大きいのです。 劇団員は皆、大きなものを得ただろう。 ツンと澄まして「鑑賞」されることに慣れている演劇人はツンと澄まして劇を作ることを当たり前だと思う勘違いが生じる。 そんなもんじゃないのだよ!とここでは教えてもらえる。 一緒になって楽しもうよ!と純粋に身体で感じあえるのだ。 生徒さんたちも、お客さんも、先生やスタッフの方々も気取らず、えらくもなく、みんなで一緒になって「ふれあいサンデー」を楽しむことができた。 方尾さんが日頃言っている「こころのふれあい」がここではよく見える。「こころ」からの関係が作れないと生徒さんたちのエネルギーが見えてこないのだ。 みんなが元気になっていく。 感謝感激の熱い一日であった。
(注)後日、reportでこの日が掲載されます。
|
|
|