稽古場日記
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2004/11/20(土) 公演一日目/山南
 「一度やったら辞められないのが役者と乞食」という諺があるが、今回の「愛の乞食」公演は「辞められない!」の一言に尽きる。
 
 公演一日目は客足も早くからのご来場で、狭いスタジオ内は人間の体温で温度が上がった。
 すっかり秋も深まり風の冷たさを感じる日に、スタジオの暖房スイッチを切っていたのだ。それはスタジオ内をテントの雰囲気にしようと壁をシートで包み込んでしまった故でコインを入れる暖房スイッチを使えなくしてしまったからである。
 実は寒くてガタガタ震えさせてはならぬ、とそれを上演前に心配していた。が、満タン公演で寒さしのぎはクリアーできた。
 
 劇の内容は面舵一杯!でお客様をマボロシの満州へ運んで行ったのではないだろうか。
 本番になって気付いたことがある。ここは舟、それも海賊船の船底ではないだろうか。
 唐十郎の新解釈を試みたつもりだが、明らかな事は「想像力」によってどこまでも遠くへ行けることだ。まさに唐十郎は演劇の冒険王である。
 終演後のお客様との交流会でも評価が上々であった。
 私としてはまだまだ!
 明日も遠くを目指そう。
 遠くから足を運んでくれたお客様や常連様に感謝いたします。
 アングラ劇の元祖へ只今、面舵一杯!


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