稽古場日記
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2004/11/28(日) BBSより/山南
先週の「愛の乞食」公演以降、入団希望の問合せが電話などでチラホラありました。劇団員が増えようが減ろうが、ひとりでも千人でも夢桟敷は演劇の波を送ります。

 昨日は「劇団きららに問い合わせるつもりが上海公演で留守のためウチにきました」という男性(34)が稽古見学、そのまま申し込み用紙にサインさせるような荒業で入団を決め、セールスだったら怪しい商品を売り付けているような気分になってしまったのです。
 ごめんよ、きららさん!
 
 演劇に年齢は関係ありません。
 棟梁(方尾さん)は56才で役者デビューです。
 肥後にわかのスゴイところはシルバーになっても現役のバリバリでやっているところです。
 これからの高齢化社会の演劇事情は老人たちと世代を越えたアングラ劇が火を吹くでしょう!
 
 若い時だけのサブカルチャーは、老人が老人になりきれずにいる大人たちと子どもたちのタッグにより一大演劇産業革命を推し進める原動力を作り出していくことになるだろう。
 もはや老兵は戦場の最前線に立つ時代でもある。
 老兵は去る時代は終わったのだ。
 エライ老人が後ろから「前へススメ!」と言って若者たちを早死にさせる時代よ、サヨナラだ。

 というわけで、ついこの間まで「アングラ児童劇団」だった夢桟敷も、かれらも大人になりつつあり外からの大人も交わりつつある。つまり、世代交代ではなく世代交流がはじまった。
 世代間でこっそり楽しんでいる断絶を演劇活動で風通し良くしましょう。スースースー!

 ともあれ、夢桟敷は面白くなってきた。
 ひとくせもふたくせも、よそにはないつわものが揃いつつある。一筋縄ではいかないからこそ演劇が面白くなっていくのです。


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