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2004/11/03(水)
稽古見学の少女たち/山南
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今日は中学1年生の少女2名が稽古の見学に来た。 丁度、ビッコ(足をひきづる)稽古の真っ最中である。 「こんなことばかりやっているのではないのだよ!」
少女たちはニコリともせず真剣に見ていた。 どこまでが本気で冗談なのか?汗をかいている私たちにはわからない。 それが演劇の稽古なのである。 最後まで見ていた少女は何を感じたであろうか? ふと我に返って、どうでもいいことや意味不明なことばかり何故こんなに一生懸命やっているのか?面白くてたまらなくなってきたのである。・・・唐十郎さんはすごい演劇を作ってきた人なんだ! 稽古をしながら改めて感じる。 稽古見学の少女たちはこの空気を吸って帰り際にニコリと笑って去って行った。その笑顔が忘れられない。
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