稽古場日記
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2004年12月
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最新の絵日記ダイジェスト
2007/04/01 劇団夢桟敷 稽古日記(1)
2005/12/31 瀧本誠を見ますよ。/咲希
2005/12/30 御挨拶/咲希
2005/12/29 2005年が終わります、もうすぐ/咲希
2005/12/28 大掃除/咲希

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2004/12/31(金) 大晦日スペシャル/煩悩男(山南)
 除夜の鐘が聞こえます。
 えっ?この近くに寺がありましたか・・・?もしや、あれは除夜の鐘の音ではなく大陸へ出航する船のドラの音ではありませんか。

 咲希のオールナイトニッポンも昨日で終え、2004年を振り返れば色々ありました。
 夢桟敷の周辺も「類は類を呼ぶ」如く、面白い人々が集まって来ています。たまに他の群れに入り込むと浮き上がってしまうような人との出会いが多かったこの1年。随分、勇気を頂きました。
 とりわけ圧巻だったのは、この夏の流山児祥アニキとの再会でした。イヤーッ、本当に演劇って面白いもんだ。と実感した次第です。やってて良かった。
 若い劇団員も随分成長しました。もう別人と思われるくらい変貌してしまった者も数人います。一気に変化する瞬間があるものです。

 大晦日のスペシャルは<今日>と<明日>がカウントダウンしながら一気に「おめでとうございます」を待つワクワク感にあります。覚めた方やシラける方もいらっしゃるでしょうが、とにかくおめでたい。
 早いようで長かったこの2004年です。

 (注)右の写真は無断で流山児さんの怖い顔を貼り付けました。
 大晦日スペシャルも「気合だぁ、気合だぁ、気合だ〜っ!」
 ところでアニマル浜口さんと流山児さんは血縁関係ではないそうです。

2004/12/30(木) 咲希のオールナイトニッポン〜劇団夢桟敷・この一年のあゆみ
なんと早い、もう12月30日です。師も走る訳ですよ。
年末・正月のテレビ番組はそんなに好きではないので、ひたすら寝貯めを頑張ります。
あ、笑点は好きです。
先程、大阪行きの夜行バスを予約しました。
山南氏、村上氏、ワタシとで1月7日〜10日に大阪へ行きます。
村里さんが所属している尼崎ロマンポルノの旗上げ公演を観て参ります。
夜行バスなので実際は向こうで1泊しかしないのですが、
楽しみですよ。

2004年12月
12月はなにやらセワシイ月ですね。
劇団でも26日には忘年会をしましたね。
プランナーは村上氏と冬馬先生、会計はワタシ、照明効果は棟梁。
棟梁の家はクリスチャンで、面白いキャンドルを会場のスタヂオに沢山並べておりました。
一番のメインは竹で作った照明機!竹に幾つも穴を空けて、そこから光が漏れる、
と言う神秘的な照明なのです。これぞ正しくネオンの川。
熊本でのお披露目はきっと4月の阿蘇公演になるでしょう。
じらします。

年末ですね。来年はどんな年になるのでしょうか。
今年は台風や地震が多くて、インド洋では大津波が起きたし、
金正日も相変わらずだし、ワタシも痩せないし、
来年もニッポンがあるのかどうか不安になります。
それでも生きる!

では、お聴き下さい。ワタシの大好きな歌です。戸川純で「バージンブルース」

どうも最後までお付き合い下さいまして、本当にありがとうございました。
ワタシはDJには向いてはいまい、と言うのがハッキリと判りました。
しかし又機会があればこの仕事をやらせて頂きたいと思います。
では良いお年を。ごきげんよう。

2004/12/29(水) 咲希のオールナイトニッポン〜劇団夢桟敷・この一年のあゆみ
こんばんは。いよいよ「咲希のオールナイトニッポン」大詰めを迎えました。
まだ記憶に新しい2004年11月を振り返ってみようと思います。
ゲストに坂本冬馬を迎え、おしとやかに番組を進行していきます。
咲希(以下:咲)「こんばんは。どうぞ宜しくお願い致します。」
冬馬(以下:冬)「こんばんは。こちらこそ宜しくお願いします。」
咲「先日の『愛の乞食』公演お疲れ様でした。
冬馬氏は今回、役者と作曲を担当していた訳ですが、やはり大変でしたか?」
冬「そりゃぁ…ねぇ。まぁ、時間が無いわけですよ。それに学校もあるでしょう?そこを何とかやって行くのが、プロですけどね?」
咲「曲を作る事自体に関しては、そこまで大変では無かったのですか?」
冬「いや、無から有を作り出す訳ですから、お産の苦しみはありますよ。」
咲「はぁ、お産ですか。プレッシャーなど感じたでしょう。」
冬「プレッシャーと言うよりか、まぁ自信はありましたから。
でも、責任感は持ちましたね。ハイ。」
咲「実際、冬馬氏が作ったメロディー良かったですよ。」
冬「どうも。」
咲「では、自分の“朝日生命の田口”と云う役作りはどうでしたか?」
冬「田口と云う役は『愛の乞食』に出てくる役の中でも、一番リアルに居そうな役なんですよ、最初はね?
それを後半どう崩して行くか、が鍵でした。」
咲「今回の劇で、それは成功したと思います?」
冬「いや〜、それは未だ『愛の乞食』は大阪に向けて続いてる訳ですから。
此処で成功したかしてないかと言う問題では無くて、
まぁそれは未だ“田口”は終わっていませんから。」
咲「そうですよね。大阪公演に向けて更に凄まじい劇を作れるように頑張りましょう。
それでは、冬馬氏のオススメの一曲をお聴き下さい。」
冬「じゃぁ、RADIOHEADで『black star』」

咲「引き続き、『愛の乞食』インタビューを行います。
実は、今回の芝居の稽古をして行く中で、実は“田口”が主人公ではないのか、
実は!“田口”が一本足の男・ジョンシルバーではないのか!
とワタシは思っていたのですが、本人はどう感じていますか?」
冬「あ、もしもしアサミ〜?…はっ、すいません。」
咲「OA中に電話しないで下さい。」
冬「えぇと、僕がジョンシルバーでもおかしくは無いんですよ、あの劇は。
誰でもジョンシルバーに成れるんです!」
咲「お客さん一人一人の答えも多分違うでしょう。
そんな所も、今回の劇の魅力の一つですね。」
冬「えぇ。」
咲「では最後に一言どうぞ。」
冬「ハイ。
猿の頭にリンゴを乗せたら、隣の親父が自殺した。」
咲「お疲れ様でした。又機会があれば是非お越し下さいね。」
冬「モウ、ツカレタ(裏声)」

2004/12/28(火) 咲希のオールナイトニッポン〜劇団夢桟敷・この一年のあゆみ
こんばんは。今日もドビュッシーな雰囲気をかもし出しながら、
やってまいりましたよ、咲希の!オーールナイトニッポン!

2004年9月
9月は近くの公民館で「新版☆1945標流記☆影を踏め!」を公演しました。
お客さんの多くは戦争体験者なので、いつもよりも不安でした。
公演が終わってみると、やはりこの劇はとても大切なものだ!と改めて実感しましたよ。
これからは、堂々と戦争体験者の前でもこの劇を演れると思います。
こじんまりした公演でしたが、ワタシの中では一番深い思い出になっとります。
そして公演が終わり、11月に「愛の乞食」公演に向けて又稽古の毎日が始まりました。
坂本冬馬が劇中歌を必死で作っていました。
なかなか良い曲でしたが、もしかしたら次回公演にはメロディーが替わっているやもしれません。
更に良い劇にする為には、同じ事を繰り返すだけじゃあ駄目なのですね。
それでは、「愛の乞食」から「万寿シャゲのテーマ」 お聴き下さい。

2004年10月
新潟で大地震が起こりましたね。怖いです。
熊本で震度3くらいの地震があった時も、ワタシは半泣きで母へ飛びつきました。
しばらく恐怖で怯えてました。人間は、自然災害には敵わないのですね。
最近話題のNHKが何かの番組で言ってましたよ。
隕石が地球に落ちてきても、海の酸素が減ってきても、
生き残ったのは弱い生き物だって!!
人間はもう駄目です。どうあがいても、絶滅するでしょう。
フィーリングで判ります。

10月はワタシの二十歳の誕生日でした。まだまだ新時代を満喫しています。

「愛の乞食」のチラシ原画を宮原さんに頼んで本当に良かったと思います。
だってなかなか良いじゃないですか。
評判も良かったし、歓喜余って家の中で数回こけました。
はしゃいでしまったのですね。宮原さん本当にありがとうございました!

さあ、次回はいよいよ11月です。
誰かビッグゲストをお呼びしたいと思います。
お楽しみに!

2004/12/26(日) 咲希のオールナイトニッポン〜劇団夢桟敷・この一年のあゆみ
こんばんは。年末パーティーお疲れ様でした。
棟梁の竹で作った照明が格好良かったですよ。
ワタシが漫画「少年エスパーねじめ」に出てくる“うーほー・がーる”だったら、
もうアホほどロマンティシズムに溺れていましたよ。
そんなこんなで、今日の担当はDJ咲希です。復帰しました。
DJ純平氏昨日はどうもお疲れ様でした。

2004年8月
この月は、なんと東京から「流山児★事務所」が熊本と荒尾で公演をうった月です。
夢桟敷も出来る限りお手伝いをさせて頂きました。
香西さんはずっと流山児★事務所と行動を共にしており、
とてもお世話になった模様です。良い思い出になった事でしょう。
この「盟三五大切」と言う劇、海外でも公演するそうです!
イエイ!ポスターも模様替えをしていて、春爛漫って感じで素敵だし!
格好良いな〜。
大口市で行なったワークショップにも参加しました。
ワタシの夏を刺激的にしてくれたのは、流山児★事務所のメンバーでしたよ。

そうそう、団員のほとんどが夏休みに入ったので、
8月後半戦は阿蘇へ合宿に行きました。
稽古はせず、ただ遊ぶだけの合宿。それも疲れますね。
夜中に観た「呪怨2」は評判悪かったし…しくしく。
でも楽しかったですよ。去年の合宿に比べたら、
食料など適量に買い込めましたよ。
合宿場に幽霊が出ると言う噂は、完璧な嘘でした。
山南氏に騙されておりました。ははは。

8月2日は鈴太郎の49日でした。

そろそろオネムの時間です。明日は朝が早いので、寝ます。
投げやり日記って思いますか。でも明日はしっかりもっさり頑張ります。
有言実行!ワタシの一番苦手な言葉ですから。

2004/12/25(土) 咲希のオールナイトニッポン〜この一年のあゆみ/代役・山南
ハーイ、今日のDJは咲希が徹夜明けでドロドロ状態のため、ワタス山南純平が代役しまーす。イエーイ。
今日は夢桟敷2004年の最後の稽古だったぜぇーイ。
明日は稽古場で恒例の年末パーチー!肝臓がボロボロよぉ。

6月の思い出

明るい話題ばかりではありません。
この月の14日、事務所で飼っていたペットの猫「りんたろう」が腎不全で死んでしまいました。
近所の猫と喧嘩をしたこともあったけど、いつも負けてばかりだったなぁ。傷だらけで帰って来たこともあったなぁ。
でも喧嘩をしたことは生きている証だよ。弱いと判っていて立ち向かうことも必要な時もあるもんだ。
りんたろう!おまえは男だった。(ごめん差別発言。猫の話です)

7月の思い出

月はじめに宇土市で劇団員と田植えをした。
民謡を歌いたくなりますね。
えんやーとっと・・・これは漁師の歌です。
今年で2回目。みんな要領がつかめてきた。
月の終わりから、流山児事務所の「盟三五大切」九州ツアー公演に同行した。
怖い顔をしたお兄さんと優しいお姐さんでしたね。
舞台の表も裏もしっかり見届けて、劇団員は一回り大きくなった!
あれが演劇ちゅうもんだよ。
これを機会に夢桟敷の稽古のテンションがあがっていったね。
流山児アニキありがとうございました。
熊本では異端の劇団ではありますが、きっと大きな花が狂い咲くこと間違いなし!確信して精進致します。
ひょろひょろのリアリズム、さらばじゃ!

てなわけで、6月と7月は駆け巡り2004年も後半へ続くゥ。
はい、ここで1曲。
この11月に公演した「愛の乞食」より「ビンボー砦」(作曲は坂本冬馬)をお聴きください。

最後にコマーシャル。
明日の午後5時より2004年最後の夢桟敷パーティーです。
ふら〜とぴら〜と遊びに来なっせ。
みんな成長してます。
ちょっとムリをした咲希DJの代役ヤマナミでした。
(写真がひきつってるツーの)

2004/12/24(金) 咲希のオールナイトニッポン〜劇団夢棧敷・この一年のあゆみ
今日はクリスマスイブですね。
ワタシもいっちょ前にパーチーなぞやらかしていますよ。
テーブルにはクラッカーのカスとか、炭酸の抜けたチューハイとか
形の崩れたケーキが並んでます。わ〜お、素敵だね。
ちょっと今気ち持悪いです。
さっき食べた3000円のケーキを一気に便器へダイビングさせました。
あ〜ぁ、もったいない…

2004年5月

この月はフードパルでのイベントに参加しました。
ゴールデンウイークを全てこの為に費やしました。
野外パフォーマンスのこなし方を沢山学びました。
一番困るのはやはり天候ですね!
確か一日だけ夜中に大雨が降って、もぅ最高!と云う日がありました。
セットは崩れるし、気分はナチュラルハイでしたよ。

あのー、なんと言いましょうか、文体がいつもにも増して幼稚ですね…
あのー、ちょっとホントに頭が重いので勘弁してください。
OA中にアルコールなんて、DJ失格ですね。
ていうか、ダメ人間ですわ。

あ〜の〜、話が逸れたので元に戻しましょうか。
フードパルですね。差し入れなどを喰らひつつ、本当に涙がちょちょぎれんばかりでした。
涙の数だけ強くなれるよ。

ではお聴き下さい、フォーククルセダーズで「帰って来たヨッパライ」

いや〜、そろそろ締めくくりましょうか。
「フードパルは素敵な場所です。是非一度遊びに行ってみなっせ。」
お相手はゲロ臭いDJ桃色咲希でした。

2004/12/23(木) 咲希のオールナイトニッポン〜劇団夢桟敷・この一年のあゆみ
皆さまに支えられ、自己満足かもしれないオールナイトニッポン、
今宵も始まりました。3日目です。三日坊主にならないように
気合を入れる為にちょっと叫んでもよろしいでしょうか。
「クリリンの事かーーー!!」ハイ、気合が入りました。

2004年4月

4月は吉野スタジオにて「新版☆1945標流記☆影を踏め!」の公演がありましたね。
「1945〜」は戦争をテーマにした劇であり、更にワタシにとって大切な劇なのです。
読んで字の如く「大きく切ない」のです。
ただの反戦劇では無いところが、夢桟敷らしいのです。
そして、この劇を演る度に座長の凄みを実感します。
いつもはちょっと腹黒いだけの婦人・夢現が、舞台では別人なのですよね。
そんなの当たり前なのですが最近は日常の延長線上に劇を作る、
と言うのが流行っているようなので、珍しいのかも…。
もう座長の目がですね、俗に言う「イッちゃてる」んですよね。
しかも別人である以上に、座長の面影を感じないです。
ワタシは多くの言葉を知らないので、座長の凄さをあまり上手く表現できてないですね。
ボディーラングェージで表現しても良いですか?
あ、今「無理無理」ってカンペ出されました。
ごめんなさいね、これ一応ラヂヲ番組ですから。

では4月に相応しい、春らしい曲をお届けします。
坂本冬美で「夜桜お七」

4月と云えば、エイプリルフールですね。
この年は「イラクへ自衛隊を叱りに行く」と云う嘘を吐きました。
ワタシは4月1日の為に生きている。
今をときめくクリスマスも、ぐっと息をのむ天皇誕生日よりも
この日が待ち遠しいのです。
これには訳がありまして、少しお話ししようと思います。
2002年4月、村里女史(元劇団員・現在、尼崎ロマンポルノ団員)が
熊本を離れ、神戸の大学に入学すると云うので、
ワタシは彼女の合格を喜ぶ反面、彼女が劇団を去ってしまうと言う淋しさで一杯でした。
そして4月1日午前、まだ夢路を辿っているワタシに横で、
自分の携帯は村里女史から一通の電子メールを受信していました。
『咲希ちゃん、おはよう!あたしやっぱり神戸の大学行かない事にした!
熊本に残るよ!今入学を取り消しに神戸に行ってるんだ☆』
ワタシは即座に目が覚めて、即座に他の劇団員へ連絡の網を張りました。
すると即座に山南氏から「今日はエイプリルフールやん。」
と言われて、一瞬凍てつきました。

それからワタシは他の人間にリベンジを繰り返すようになりました。
こんな自分を、心から醜いと想います。

次回は5月です。

2004/12/22(水) 咲希のオールナイトニッポン〜劇団夢桟敷・この一年のあゆみ
桃色“天然気化物”咲希の!オーールナイトニッッポン!
申し遅れましたが、写真は“DJ桃色咲希”です。
あの劇団員の咲希とは同一ではありませんよ。
“DJ桃色咲希”役を演じているだけですね。
粋な娘を演じようと、髪型を変えてみました。
それでは今夜もシャカリキ・ゴウ!

2004年3月
この月の一番のメインはやはり
「くすのきクリニック 文化祭」「武蔵中学 卒業生お別れパーティー」に出演した事ですかね。
吉野先生、副島先生、どうもいつもいつもお世話になっとります!
楽しいイベントに呼んで頂いて、しかもちゃんと美味しい思いも出来るし
咲希は幸せですたい!
この二日間でワタシは室内イベントだったのにも関わらず、疲れ果てていました。
二日続けてだったからなのかしらね。
しかし、公演が二日続けてあるより体力を消耗した気がするのは
ワタシの早とちり?思い違い?すれ違い?
入院されているご老人の前でも、めっきり思春期な中学生の前でも
すげぇものを魅せてやる!と云う意気込みをあらわにしておりました。

その意気込みがどう出たか!?幸か不幸か!?
その後ワタシは平田オリザ氏のオーディションを受けました。
即落ちました。
オーディションの前夜、ワタシは色んなキャラクターを生み出していました。
愛おしいそのキャラクター達を彼の前で披露したのですが、
彼の求めていたものとは全く正反対だったようです。
平田氏は「もっと普通にしてみて」と言っていました。
ワタシは吃驚しました。え?普通!?え!?どうして!?
どうしてお腹がへるのかな!?とか考えている内に
落ちました。
なぜワタシがビックリしたかと言うと、、、ホントはここんとこが言いたいんですけど
長くなるし、番組が違うので自粛します。
通常の稽古場日記に戻ってから、少しずつ展開して行こうと思います。

それではこの辺りで1曲お聴き下さい。
YOSHII LOVINSON 1stアルバム「at the BLACK HOLE」から
「FALLIN' FALLIN'」どうぞ。

えー、3月はですね、坂本冬馬が本番1ヶ月前にして、
腕の骨を折った事件がありました。
原因は学校のクラスマッチでしたね。
冬馬君、ちゃんとにぼしを食べていますか?
カルシウム、足りていますか?
こないだみのもんたが「カルシウム摂取には牛乳とキクラゲを食べよ」
と言っていたね。忘れないで。

それでは次回は4月です。最後までお付き合いくださいましてありがとうございます。
担当はDJ桃色咲希でした。

2004/12/21(火) 怒濤!多感なお年頃!/咲希
こんばんは。
テレビや街中はあれやこれやと年末気分真っ盛りです。
ワタシもこの波に乗り、この場をお借りいたしまして
スペシャル番組を築きあげていきたいと思います。
題して「咲希のオールナイトニッポン〜劇団夢桟敷・この1年のあゆみ」
DJはワタクシ桃色咲希が務めさせて頂きます。
10日連続でお送りしたいと思います。“劇団夢桟敷”と言いましたが
もしかしたら私情、慕情、等々、持ち込むやも知れません。悪しからず。

先ずは2004年1月を振り返ってみましょう。

4月の公演「新版☆1945漂流記☆影を踏め!」に向けてひたすら稽古を重ねていた時期ですね。
だが、夢桟敷は学生を多く抱えている劇団です。1月は試験期間に突入します。
本格的に稽古に入ったのは確か2月からだったと思います。
そして元旦には「はぐれ刑事純情派」のお正月スペシャルがあり、
しかもそれが半分は熊本が舞台だったので、
熊本の劇団員の方達が多数出演していらっしゃいました。
ワタシもその中の一人でした。放送終了後、サークルの先輩方から
「咲希、面白かったよ。」とのメールを次々と受信し、
恥ずかしいやら、何が面白かったのかよく判らない…やら
そんな感情で一杯だったのを覚えております。

ワタシのアルバイト先が決まったのもこの時期です。
ワタシの好きなロッケンローラー、
YOSHII LOVINSONが2ndシングルを発売したのもこの時期です。
では、この辺で1曲お聴きください。YOSHII LOVINSON「Sweet Candy Rain」

2004年2月

手帳を見ていて気付いたんですけど、今年は閏年だったんですね!
4年に1度の奇跡を私達劇団夢桟敷は体験しました。
劇団員カラオケ大会!近所のラブホテルみたいなカラオケ屋さんの1室で唄いましたね。
映像として浮かんでくるのは座長が歌った「圭子の夢は夜ひらく」です。
余談ですが、YOSHII LOVINSONの1stアルバムが発売された月でしたよ。

ちょっと駆け足で1、2月を振り返ってみましたが、全然覚えていないものですね。
集中力が足りないのか、痴呆なのか、はたまた意図的に記憶を削除しているのか。
記憶を辿るのも良い運動になりはしまいか…。

次回は3月です。今回よりも中身の濃い番組になるよう
新人DJ桃色咲希、頑張ります。

2004/12/20(月) 思い出した!/山南
  気付いたのだが「年末パーティー」まで一週間しかない。
 うっかりハチベエではないか。
 12月26日(日)はまだまだ先のことだと思っていたのだ。
 アレもコレもやり残していることが山積みされている。
 年末は気ばかりがせわしなく、行動が伴わないと更に気が焦ってしまう。焦ってしまうと足が宙に浮いてしまう。
 
 まずは計画を練らねば!
 せめて10日先までの計画を!

 デスクについてカレンダーと「やり残し」をにらめっこしているところへ大変なことを思い出した。
 実は11月に私はネパールに行く約束をしていたのだ。同行予定のS先生には日程的に先延ばしを伝えていたのだが、カトマンズで新たに生活拠点を移しているS.A先生には連絡していなかった。
 それを思い出したのである。連絡がつかない。

2004/12/19(日) 熊大演劇部のチェ・チェ・チェ・オケラ/悠夢
今日、昼1時30分から出かけた。
その訳は、今日はナント、、、村上先輩の主演している熊大演劇部の公演を見に行ったのだ。
村上先輩を他の劇団で見る、というのは初めてで、勉強をすっぽかして行く位、ワクワクしていました。
熊大に入るのは初めてで、熊大の広さにビックリしました。
さ〜てテテンテンテン!会場につきました。その時1時50分でした。
会場に入った時はまだ2人位しか入っていませんでした。
しかし、はじまる頃になると、結構入っていました。
そして始まりました。
舞台に畳を敷いて部屋みたいに見せていた。そして・・・・・・・・・「あっ、村上先輩が出てきました。村上先ぱ・・・・あれ、衣装じゃない・・あっ、そっかここは夢桟敷の劇じゃなかったんだ。」と我に返りました。
村上先輩が出てきたときに、内臓が出そうでした。
村上先輩の役は、新しく引っ越してきた人の役でした。村上先輩は、夢桟敷とは又違う役柄で出てきました。思わず「ップ」とオナラをしました。

そして劇が終わっていました。終わっていました。←イヤイヤイヤ

村上先輩!!!!!お疲れ!!!!!
                  っホ。〜〜〜


村上精一君へ。
 
 公演お疲れさまでした。
 ネタ的には、もっと笑いがとれる劇ではなかったでしょうか。
 強弱(メリハリ)がなかったように感じました。
 お客さんをもっと意識してください。
 お客さんに喰らいついて欲しかった。
 たんたんと流れる日常時間をどこかでぶち壊す劇になったと思います。
 青年たちの軽いギャグや空疎な孤独感は計算を超えたところで劇的な<非日常>が現れて来る筈です。
 日常→狂気→異常→そして見えて来るものとは、これが劇の面白さです。
 計算できないから面白いのです。計算できれば<本>で完結してしまいます。
 本を読むのと演じるのは明らかに違うのです。お客さんは演劇を見に来ているのです。

 村上君の役者としての存在感は、その非日常に入り込んでいける身体になっています。
 つまり劇の迷宮に耐えられる存在感があるのです。
 ここが村上君の特徴であり個性でもあります。
 劇は役者によって作られる。役者が会場の空気を送り出して行くのです。
 
 ラストの場面(ピストルをめぐみに向けて!)は暗転。私の想像世界では彼女は目撃者として殺され、子どもの遊びが恐怖のどん底に落とされるエンドレスな迷宮劇へ進化します。・・・さぁ、次は夢桟敷でつづきを作っていきましょう。幕を閉じられない。これからが劇ではないですか。
 
 一度、熊大演劇部と合同練習をしましょう!とみなさんに伝えてください。
 むかし、お世話になった演劇部(当時は劇研)です。他人事に見えないのが本音です。
 学生演劇!これからの新しい波を送り出す才能を今後も注目致します。
 ・・・・山南 

2004/12/18(土) 大阪公演に向けて/悠夢
今日の練習から「愛の乞食」の練習へ本格的に入った。
大阪の公演では、「愛の乞食」ではなく、「続・愛の乞食」に決定したらしい。自分的には「愛の乞食」が好きなのだが、山南さんは、何かの考えがあって「続・愛の乞食」にしたのだろう。
今日の練習はといえば、「愛の乞食」のラストシーンからやっていった。
ジョン・シルバーが万寿シャゲを殺すシーン。私はあのシーンを今日、椅子を抑えながら見ていた。あのシーンは見ているだけでワクワクしてくるものだ。
あのシーンは、私もやりたい位のおいし〜い場面だ。
あの場面、ジョン・シルバー(香西さん)は、すっかり役にはまっている。ナイス!!!よっしゃ、ナイス!!!

今日は大阪の打ち合わせもやった。大阪には、3月1日〜3月5日までいる。
今回大阪公演では気が抜けない。本番までは、一時間たりとも気を抜いてはいけない。

今日4時頃稽古に棟梁が来た。竹で作った照明機を見た。凄かった〜!
私も舞台美術、頑張ります! タァ!

明日は、村上先輩の熊大演劇部の公演、見に行きます。頑張って下さ
い。
村上先輩、頑張って下さい!!!!心の外側から応援しています。

2004/12/17(金) 学校ライブ/山南
 冬馬の通っている学校へ行った。
 彼はこの学校で軽音楽部に入っている。音楽に軽い・重いがあるのかよくわからないが軽い方なのである。思うに、ロックのどこが軽いんじゃ〜?何と比べて軽いのだろうか?どうでもいいか!
 
 むかし(30年も40年前)はギターを持っていると「不良」と呼ばれていた時代があった。
 「勉強もせんでアンタはいつから不良になったとね」・・・テレビではGS(グループサウンズ)と呼ばれるビートルズの日本版が大活躍していた時代である。
 大人たちは演歌と民謡出身者たちの流行歌が「歌」だと思っていた頃、エルビスやビートルズのロック音楽はまさに黒船がやって来たのと同じようにびっくりしたのだろう。
 今はロックをやっていて「不良」と言う方が恥ずかしい時代であろうか。
 堂々と高校生が学校でライブがやれる時代である。
 合唱や古典音楽ばかりが「音楽の時間」ではないことが当たり前になってきている。
 さて、演劇は教育界でどこまで市民権を得ているのだろうか?
 音楽や美術のように演劇を自立した科目が設定されない限り、演劇は教育の現場では軽く見られてしまうだろう。
 「あんた、演劇なんかやっていてメシが食っていけるの?」
 演劇で生きている者は叩かれようが、踏んづけられようが「辞めろ!」と言われようが棲息してきたのである。
 何故、生きていけるのだろうか?不思議に思っている人は舞台にその謎が解ける答えが見えるかもしれません!是非、夢桟敷の舞台に足を運んでみてください。否定的な固定概念が壊れます。 

2004/12/16(木) 西原村での企画/山南
 棟梁(方尾さん)と西原村に行く。
 これから何度も足を運ぶことになるだろう。
 大きなイベントになるのか、コンパクトなイベントになるかは、今の段階では気にしていない。
 要は相手あってのイベントだからだ。
 形式や予算ばかりが先走って、まして空文句の理念が宙を舞う行政イベントとは一味違ったものにしたい。
 
 西原村役場(企画課)での情報仕入れと「わらびの里」での対話でMさんの見知らぬ存在が気になってきた。まだ会っていないのにオカリナを吹くMさんを身近な人に感じてしまった。近い内に訪ねてみよう。
 動けば面白い人たちとの出会いがある。
 西岡さん!
 今後、大変お世話になります。
 <文化><教育><福祉>のネットワークで交流拠点を風の里キャンプ場にスポットを!人的つながりを作っていきましょう。 

2004/12/15(水) 4月のイベント企画始動!/山南
 第一回「風フェスタ2005」
 IN
 西原村・風の里キャンプ場

 2005年4月22日(金)23日(土)24日(日)

 4ヶ月後のイベント実施に向けて動き始めます。
 「風フェスタ」と題して「風」をテーマに地域での息吹を送り込みたいと考えています。
 風の里キャンプ場(西原村)の美しさと利用価値を県内・地元の方々と再認識し、交流の拠点にできればと思います。
 <音楽><美術><演劇>などの文化的な交流を<教育><福祉>の分野へ拡がりを求めていきます。

 超スピードで内容や活動プログラムなどが明かされます。
 夢桟敷と「土とともに生きる会」の周辺にご注目ください。

 (注)写真はジャンベを叩く猿です。
      

2004/12/14(火) 進路/山南
悠夢(中3)の進路相談の日であった。
 学校から帰って、彼は面白いビラを持ち帰って来た。学校で自衛隊の人からもらったそうである。
 
 「平成16年度・自衛隊生徒案内」
 ★特別職国家公務員
 ★手当(ボーナス、年2回。年間4,4か月分)
 ★初任給 入隊時152,300円
 3年間の高等学校教育を学び卒業資格を!

 彼はチョット心が揺れたそうである。
         ☆
 只今、劇団内には中学3年生が3人在籍中である。
 それぞれが高校進学の予定ではあるが、進路の選択に立たされている。進路とは中3では何処の高校に行くかであり<可能性80%・60%・30%、etc)、高校の選択がすなわち進路である。
 学歴社会の崩壊は生徒や親、学校では通用していない。
 横並び、群集の中で生きようとする組織人間たちの行く末が悲しくもあり、創造的な若者たちの出現を待っている。
 何処の高校に行くか?それより大事な16・17・18才をどう生きるかが問題だよ!
 この年齢の時こそあらゆる可能性が秘められている。
 ところで・・・ 
 明日の稽古(木曜日)は中止になりました。 

2004/12/13(月) 二日酔い/山南
 好きなのに弱い。それが酒である。
 昨夜は副島先生と居酒屋で酒を飲んだ。
 武蔵丘の「十徳屋」である。
 むかしの居酒屋は赤ちょうちんといって、ヒラヒラのサラリーマンや肉体労働者、学生の溜まり場であったが、今や若い女性が楽しめるおしゃれな場所になっている。
 うっかり飲みすぎてしまった。
 最近は飲みすぎると記憶が切れてしまう。島記憶喪失というそうである。
 今日は朝から梅干ジュースを何杯も飲んだ。
 失った記憶をどうやって埋め合わせようか!
 明日からは飲みすぎに注意!である。

2004/12/12(日) もちつき/山南
 ふりーだむ熊本で「もちつき&バザー」に参加。
 何年かぶりかでもちをついてみたが、息切れ状態で腰がフラフラしてきた。腕がしびれた。
 若い者には張り合わない方が良い。
 もちを丸めていると方尾さんからも笑われる始末。
 「もうちょっとキレイに!」
 私の丸めたもちはしわくちゃである。
 大根おろしとキムチと納豆のもちにはまってしまった。
 今日は体重計に乗るのが恐ろしい。
 夜は副島先生と飲みに行った。
 
 右の写真はチンドン屋の時の衣装である。

2004/12/11(土) 明日のために/山南
 明日は「ふりーだむ熊本」で「もちつき&バザー」イベントに参加する。
 今日はそのための稽古である。
 久々に歌とパーカッションの音あわせをおこなう。
 ギター・小太鼓・ジャンベ・鈴・鐘などを楽器として「チンドン屋」をおこなうのである。
 3曲。・・・シークレットだか1曲は新曲でノリが良い。タイトルはなし。仮称「えらいこっちゃ」にしておこうか。
 なんとか見通せたところで「劇あそび」の稽古へ。これは一般参加型のため、稽古といっても想定でおこなった。
 劇団員同士でやってしまうと狂気満々の劇になってしまうので、少々ひかえめにした。だがしかし、明日は爆発間違いなし!ああ、おそろしや、楽しみやぁ!

2004/12/10(金) 極楽ゴクラク/山南
 冬馬の17才の誕生日を記念して「極楽湯」に行った。
私と悠夢はカラスの行水みたいにチャッチャと早くあがってしまうのだが、冬馬は「もったいない。あー、もったいなや」とのぼせる寸前まで湯につかっていた。
 どうせ女たちは遅くなるのだから、ゆっくり入っていれば良いのだが、大勢の中ではくつろげない。
 特に今日は多かった。
 温泉に行って何が楽しいかというと、湯上りの一杯である。しかし、今日は入る前にピザを食べていたのでビールを飲む気がしなかった。
 腹が満たされている時は飲めないのである。
 それでも畳の部屋でゴロンとしていると気持ちが良い。
 魂まで何処かへ抜けてしまったようだ。

2004/12/09(木) 経済封鎖/山南
 連日、北朝鮮のニュースでもちきりである。
 やばいっす。
 「なめられたらアカン!」・・・ことの発端は横田めぐみさんの遺骨が別人だったことがDNA鑑定で判明したことにある。
 「経済的制裁を!」「経済封鎖を!」・・・国民感情は最早、北朝鮮との戦闘開始状態である。
 後ろには強いアメリカがついている。
 
 喧嘩はイカン!遺憾に思います。何のための戦争ですか?
 それよりも私が北朝鮮に行って暗黒舞踏を踊ってさしあげようか!ブンカの交流を今こそ北朝鮮としようではないか!文化庁や外務省よ、今こそ仕事をせんかい!
 抑圧されたピープルとの連帯のチャンスではありませんか!

2004/12/08(水) 竹取物語/山南
 棟梁と孟宗竹を切りに河川敷の竹林に行く。恐らく管理者は国土交通省だろう。つまり、お国のものだ。管理がされていない!
 先日より棟梁はひとりで竹を切りに入っていたのだが、私が参戦したのには訳がある。竹がデカすぎてひとりでは竹林から運び出せないのだ。
 竹を使った照明機のサンプルを棟梁から見せてもらった。まだ完成品ではないが、部屋に置くと癒されるのではないだろうか。
 お国の竹を拝借して自宅事務所に運んだ。
 お隣さんが「まぁ、門松ですか!」と言われたが、さすがにコレを照明機や楽器にするとは想像もつかないだろうから「門松です」と応えておいた。
 しかし、棟梁の集中力と行動力には参りました。コレってドロボー?いいえ、荒れ果てた竹林を整理しただけです。
 国土交通省河川課!働け〜ぇ!

2004/12/07(火) えんぴつ/山南
 企画書の作成にとりかかった。
 
 来年の4月に西原村の「風の里キャンプ場」で<食><音楽><美術><演劇><子ども遊び>などを企画するイベントです。
 仮のタイトルは「・・・」!
 そろそろ決定しなければ!
 主催団体・企画趣旨・目的・プログラム・予算などを具体的に打ち出していくためのたたき台にするための企画書です。
 
 白い紙にえんぴつで書いています。
 ここから手作りのあったかさを形にしていきます。
 

2004/12/06(月) ジョイフル会議/山南
 棟梁との会議が「ジョイフル」に定着してきた。
 いわゆるファミリーレストランである。
 ランチが399円である。プラス80円でドリンクが飲み放題。
 つまり、500円足らずで豪華な昼食が頂けるのである。
 どんな田舎に行っても「ジョイフル」の看板が目につく。
 台風の影響でキャベツが高値になっていた時でもキャベツが出ていた。
 50才を越えた男がふたり、昼食が目的ではなくここで会議をよくする。
 今日はイベント企画の案を検討した。
 4月22日(金)〜24日(日)は「ジョイフル」で練られた案が熊本県と西原村を巻き込んで「風」をテーマに<食><音楽><美術><演劇><子どもの遊び>を展開するつもりだ。
 夢桟敷「 愛の乞食」テント芝居はここで完結する。

2004/12/05(日) 死んでもらいます/山南
 久しぶりに「死の表現」の練習をした。
 舞台では血なまぐさい事件が起きる。事件は「死」をもって急展開していくか、結びになっていく。
 つまり「死の表現」は手が抜けないのだ。
 しかし、稽古では笑える。
 前後のストーリーがないのだから、死の部分だけがすべてであり、しかも死の突然性がリアリズムをぶっとばして喜劇に見えるからである。
 
 新人の小田&栗崎も中々面白かった。次回公演ではのた打ち回って死んでしまう場面を作ろう!
 この際の「のた打ち回る」とはオドリである。息が切れないような身体作りをやろう。
 次の稽古は「転生」のオドリへと進む。
 基礎的なトレーニングでありながら実践(本番)的な稽古であることがアトからわかります。
 

2004/12/04(土) 竹/坂本冬馬
今日は、方尾さんと、山南さんと、香西さん(写真・左)と、僕で佐賀まで行ってきました。
何故わざわざ佐賀まで行ったのかというと、「竹・光・音のシンフォニー」というイベントに、愛の乞食で多大な協力をしてくだすった、造形作家の山本徹夫さんが、竹でオブジェを作っていたからです。
そして、もうひとつの目的は、そのイベントで何か、愛の乞食で使えるヒントはないかと、スパイのためだったのです。
大成功でした。
竹楽器だけで構成されている「バンブーオーケストラ」の演奏を、リハーサルから観ていたのですが、とても素晴らしかったです。イメージが湧きました。
面白い楽器がいっぱいでした。愛の乞食で使えそうなものもあったので、今度作ってみたいと思います。
佐賀にいって良かったです。

2004/12/03(金) おっとどっこい/山南
 やっと大道具を吉野スタジオから西原村・俵山乗馬クラブ(西岡さん)のところへ運んだ。助手は栗崎君です。
 
 夜は来年3月の「劇作家大会・熊本」の会議へ参加。
 おっとどっこい!
 大丈夫だろうか?と心配なところが見えてきた。
 おっとどっこい!
 公共ホール(熊本県立劇場)と劇作家協会を地元のメンバーで利用してやろうじゃあないか!お互い様です。

(注)右の写真は本文とは関係ありません。
 

2004/12/02(木) えんやぁとっと!/山南
 今日の稽古は打越公民館であった。
 ここには卓球台がデンと置いてある。冗談のように、基礎トレーニングとうそぶいて稽古に入る前には卓球で30分〜1時間程度、卓球に興じるのだが、今日はほとんどが卓球に時間を費やしてしまった。
 実は数ヶ月ぶりの卓球である。
 こんなことをしていて良いのであろうか?
 心は次回公演へつんのめっているのだが、身体はのんびりしている。この心と身体のアンバランスな状態で、とにかく卓球を楽しんでしまった。
 こんな日が次の日の集中力を呼び覚ましてくれるのである。

 (注)右の写真は本文とは関係ありません。

2004/12/01(水) あら、えっさっさぁ!/山南
 昨日までの風邪が嘘のように爽快な師走の初日である。
 先生が走る12月のはじまりである。
 私は先生でもないのに走らなければならない。
 借金取りに追われて走るのである?・・借金がなくなっても、悲しい習性が身についてしまった。癖になってしまった。走らざるを得ない。
 
 12月はとにかく逃げ惑おう。走り回ろう。何がなんだかわからないが、みんなが走っているから一緒に走ろうと決めた。
 あら、えっさっさぁ!

 (注)
 右の写真は「愛の乞食」で13回目に殺されたリルの一場面である。本文とは関係ありません。 


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