稽古場日記
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2004/12/19(日) 熊大演劇部のチェ・チェ・チェ・オケラ/悠夢
今日、昼1時30分から出かけた。
その訳は、今日はナント、、、村上先輩の主演している熊大演劇部の公演を見に行ったのだ。
村上先輩を他の劇団で見る、というのは初めてで、勉強をすっぽかして行く位、ワクワクしていました。
熊大に入るのは初めてで、熊大の広さにビックリしました。
さ〜てテテンテンテン!会場につきました。その時1時50分でした。
会場に入った時はまだ2人位しか入っていませんでした。
しかし、はじまる頃になると、結構入っていました。
そして始まりました。
舞台に畳を敷いて部屋みたいに見せていた。そして・・・・・・・・・「あっ、村上先輩が出てきました。村上先ぱ・・・・あれ、衣装じゃない・・あっ、そっかここは夢桟敷の劇じゃなかったんだ。」と我に返りました。
村上先輩が出てきたときに、内臓が出そうでした。
村上先輩の役は、新しく引っ越してきた人の役でした。村上先輩は、夢桟敷とは又違う役柄で出てきました。思わず「ップ」とオナラをしました。

そして劇が終わっていました。終わっていました。←イヤイヤイヤ

村上先輩!!!!!お疲れ!!!!!
                  っホ。〜〜〜


村上精一君へ。
 
 公演お疲れさまでした。
 ネタ的には、もっと笑いがとれる劇ではなかったでしょうか。
 強弱(メリハリ)がなかったように感じました。
 お客さんをもっと意識してください。
 お客さんに喰らいついて欲しかった。
 たんたんと流れる日常時間をどこかでぶち壊す劇になったと思います。
 青年たちの軽いギャグや空疎な孤独感は計算を超えたところで劇的な<非日常>が現れて来る筈です。
 日常→狂気→異常→そして見えて来るものとは、これが劇の面白さです。
 計算できないから面白いのです。計算できれば<本>で完結してしまいます。
 本を読むのと演じるのは明らかに違うのです。お客さんは演劇を見に来ているのです。

 村上君の役者としての存在感は、その非日常に入り込んでいける身体になっています。
 つまり劇の迷宮に耐えられる存在感があるのです。
 ここが村上君の特徴であり個性でもあります。
 劇は役者によって作られる。役者が会場の空気を送り出して行くのです。
 
 ラストの場面(ピストルをめぐみに向けて!)は暗転。私の想像世界では彼女は目撃者として殺され、子どもの遊びが恐怖のどん底に落とされるエンドレスな迷宮劇へ進化します。・・・さぁ、次は夢桟敷でつづきを作っていきましょう。幕を閉じられない。これからが劇ではないですか。
 
 一度、熊大演劇部と合同練習をしましょう!とみなさんに伝えてください。
 むかし、お世話になった演劇部(当時は劇研)です。他人事に見えないのが本音です。
 学生演劇!これからの新しい波を送り出す才能を今後も注目致します。
 ・・・・山南 


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