稽古場日記
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2007/04/01 劇団夢桟敷 稽古日記(1)
2005/12/31 瀧本誠を見ますよ。/咲希
2005/12/30 御挨拶/咲希
2005/12/29 2005年が終わります、もうすぐ/咲希
2005/12/28 大掃除/咲希

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2004/02/29(日) FEVER カラオケ大会/坂本冬馬
今日のカラオケ大会はとても盛り上がりました。自分としてはとても久しぶりのカラオケで、とても緊張しました。みんなとても歌が上手で、ワタシは「もしもみんなの前で音をはずしたりしたらどうしようかしらん」と内心ハラハラでした。
そしてついにワタシの番。私にマイクが回ってきました。・・・高い音が出なかったけど、思ったよりまともに歌えました。
私が歌が下手になったのは変声期になってからです。小学校の頃は「天使の歌声」とまで言われていた私でした。そんな当時の私の将来の夢は科学者でした。嗚呼、あの頃の栄光よ戻ってこい。しかし、過去の栄光ばかりにすがっていても仕方がありません。今度から、もっとギターの練習を頑張って、カラオケ大会で最優秀賞を取れるくらいになりたいです。
ちなみに、今日特別参加した田中幸太さんは特別天才賞を取りました。とっても素敵なヴォイスをしていました。うっとりしてこのままどうなってもいいと思いました。今日はとっても良い息抜きになりました。

アトリエ公演まであと34日!

2004/02/28(土) 帰ってこいよ村上先輩/悠夢
今日、いつものように稽古をやっていた。すると大学受験中の村上先輩が久々に練習をみにきた・みんな村上先輩がきたとたんハイテンションになった。「きょうの稽古はかなり気合が入りそうだ」と思った。
村上先輩が来た時、鈴木メッソドをしていた。村上先輩はそれを見ていて感動していたらしい、練習はやっぱり村上先輩が見ているだけでなんか落ち着く。練習は、転生組をした。自分的にはやっぱりもっと練習をやっていき、皆が感動できるものを作っていきたい。
村上先輩早く劇団に帰ってこいよ〜帰ってこいよ〜帰ってこ〜いよ〜♪
アトリエ公演まで、後35日!

2004/02/27(金) 元気でイキマス!/山南純平
「覚えたことをするな!」と言った記憶がない。
セリフを覚えただけの芝居をするな、と言っているのです。

台本は只のテキストに過ぎない。・・・台本通りにいかないから稽古が面白くなる。
そこが、高校演劇コンクールとは違うところよ。

ところで、自衛隊公演企画ですが、だんだん本気になってきましたよ。
来週中に自衛隊を訪問します。

イキマス!イキマス!・・・歌ってオドッて暗黒舞踏。
第39回公演「1945漂流記」まで、アト36日。
熱気ムンムン、宜しくお願い申し候。

今日も元気でチャンリンリン。
歌おう!踊ろう!泣いて笑って、1945を忘れない!

2004/02/26(木) 時間を有意義に/桃色咲希
誰も居ない筈の稽古場に人の気配を感じ、恐る恐る入る。
やはり勘違いだった様で、誰も居ない。
しかし、突然山南さんが「何だか人の気配がするなも。」
と言い出し、恐怖をおぼえたが
「もしかしたら、憧れの舞台の魔物ちゃんではないかしらん。」
と思い直してみれば、すっかり調子が出てきて、
今日の卓球は全敗だった。

「もっと想像力を高めろ。」「ちゃんと考えてから練習に来い。」
「覚えた事はするな!」…役者がへこむ程の鬼演出家ぶりだ。
『なぁ桃色咲希ぃ〜、演劇っちゅうもんは、そんなに甘いモンじゃおまへんのやでぇ〜』
とフォーククルセダーズに言われてしまいそうだ。
……判っている。
本番まであと37日!
台本を1001回読み、瞑想し、鏡の前で自分の身体をチェックして、
いくらか感傷的になったりしながら
本番までの残り少ない時間を過ごそうと思う。

2004/02/25(水) へっ!リアリズムですって?/夢現
私は<おばあ>を演る。
推定84歳。
・・・カラカラと音がするのではないかと思うほどやせこけています。
真っ白な髪の毛は風にふかれてボウボウと波打っています。・・・

日常の私はやせこけてなどいませんし、髪は確かに白いものが混じっているようにも見えますが、まだまだ真っ黒です。
そんな私が、<おばあ>を演ろうとするあまりに板の上をヨタヨタと歩こうものなら、
「新劇をやるんじゃない!」「リアリズムを超えろ!」と、演出の山南さんからダメ出しが出ます。
まあ、いつものことです。
台本に書いてあること以上の世界を表現するのが、夢棧敷の仕事です。
台本を読めば済むような芝居を決してやらないのが、夢棧敷です。
人間の<狂気>を表現し続けてきたのが、夢棧敷です。
わかっていますよ。
だって、25年もやってきたことではありませんか。

私のやるべきことは<おばあ>になりきることではなく、
恐らく、<おばあ>の狂気を私の<身体>でもって外に放出させることなのでしょう。
<身体>の歪み・緊張と弛緩・・・
さあ、どこからアプローチして行きましょうか?
まるでブラックホールのような深い闇を抱く<おばあ>を、どこまでも分厚く、そしてどこまでも哀しく演りましょう。

乞う、ご期待!!
本番まで、あと38日。

2004/02/23(月) 口が滑る!・・・/山南純平
そうですか、わたしは「幽霊」を語っていましたか!?
稽古中は自分の思考回路ではない、つまり、唐突に「見えない意思」がわたしの中に飛び込んで来ます。
台本上では、ある「精神病棟」から1945年の「沖縄地上戦」の地獄へ転換していく物語になっている筈。

ところが、人の記憶というのは恐ろしいものです。
人の記憶は一本の糸では語り尽くせない、アレもコレも糸が絡み合い、その糸をほぐしている内に、別の1945年にたどり着いてしまったのかも知れない、ということです。
あの時のカナも、少年兵も死んでいなかったのです。
わたしの目には、それが見えているのです。
幽霊は生きています!幽霊はパワーがあります。

とうとう気が狂ったか?
死んでから現れるのが幽霊でしょうに・・!
生き抜く幽霊は元気です。

わたしはこの劇に取り掛かってから毎夜、幽霊を見るようになりました。
ちっとも恐くありません。
恐いのは「ひとりごと」を言うなと、わたしをキモイキモイ!と遠ざかる日常世界です。

歌おう!踊ろう!泣いて笑って、・・・幽霊は味方だ!
さあ、発泡酒でもどうぞ、どうぞ。
遠慮無く、さぁ、もっと近づいて!
応援、どうもありがとうございます。

と、心の中で閉じ込めていた秘密が、遂に稽古の時に出てしまいました。
これを、口が滑ったというのでしょう。
ああ!まだ、滑りたい!
まだまだ、口が滑り足りない!

今度の劇は「想像を上回る予感!」・・・。
これほど、刺激的な稽古場の空気を感じたことが、今まであっただろうか!?
役者が一回り大きくなってきたことだけは確かな現実。

2004/02/22(日) 2月の蝿とり紙/桃色咲希
昨日は快晴だったのに、今日は嵐だった。
座長は「うむ、今日の風は“春二番”ね。」と、言っていた。
でもそんな悠長な事は言って居られなくて、
ラヂカセを車から出すのにも一苦労した。
髪を振り乱し、「あな危なし。ラヂカセが濡れるヨ!」
と叫びながらの出し入れは、さながら“丑の刻参りの女”のようであった。

そしてスタヂオの中には蝿が5匹、だるそうに飛び回っていた。
彼等の反応は鈍いものの、“フライ”なだけに、捕まりそうになると飛んで逃げる。
カーテンと窓の間にそのうちの2匹を閉じ込め、御満悦の座長。
つられてワタシ達にもその朗らかな空気が伝染し、その2匹の蝿の
ゆく末を按じた。
この蝿達がもしこのまま此処に閉じ込められたままだったら、
来週ワタシ達が来る頃には死んでいるだろう。
「この蝿も、もしかしたら吉野スタヂオの“舞台の幽霊”の一部になるのかもしれないな。」
(今日、山南さんは“舞台の魔物”とは言わずに“舞台の幽霊”と言っていた)

チラシも完成し、ワタシの内燃機関はフル回転だ。
燃えている。

2004/02/21(土) 万朶の桜/桃色咲希
まだ桜も咲いていないのに今日は暑かった。
春の“うらら”どころではない。

先日「知覧特別特攻隊」と云う本を読んだ。
モーパッサンの「女の一生」は読み終えるのに一年かかったのに(!)、
頁数の関係もあるかもしれないが、
「知覧特別特攻隊」は一夜にして読み終えた。
玉と砕けた特攻隊の日記や遺書を読んでいると、
肺や胃や神経やらに虚しさや悲しさが込み上げて来て、
一字一句を読むのでさえ苦しかった。
此の気持ちはもう今回の劇で生かす他は無い。
劇団員も是非とも読んでもらいたい。
(それはもう、口に無理やり雑巾をねじ込む要領で。)

2月21日は小林多喜二の命日だったそうだ。
そして今日、吉野スタヂオのオーナー、吉野先生は彼の記念式典とやらに出かけた。
益々、この時代に戦争を知らないワタシ達が
「1945漂流記」を公演する意味が強くなってくる気がする。

しかしどうして「命日」は「死んだ日」なのに、「命の日」と書くのだろう?
なんだか“輪廻”を感じる。

2004/02/20(金) 宣伝チラシのデザイン!・・・/山南純平
「1945漂流記」アトリエ公演まで40日余・・。
今日は朝から、宣伝チラシのデザイン作成。

真ん中にド〜んと「呼吸器の少女を置こう!」
左上に「骨のねじれた老婆・・・!」
右上は「0時で止まった古時計・・・!」
いやいや、黒に白く抜かれた「日の丸」がよか。
ダリの「溶けた時計」がいい!
「影」はどうする?
その少年兵はカッコ良すぎる。・・・。
海軍の旗は「朝日新聞」の旗と同じように見えるのは何故か?

云々と唾を飛ばしながら、チラシの作成中です。
ほとんど手作り状態。・・・仲間につげ義春さんか丸尾末広さんでもいれば、絵は決まるのになぁ。
わたしは絵を思い浮かべることは出来るのだが、思うように描けないのです。恥ずかしながら、保育園児のマンがになってしまう。
パソコンもうまく扱えない。
従って、共同作業となる。

今回の絵は桃色咲希が担当する。写真の構成は座長。
夢棧敷の劇らしいチラシができますように、と祈るばかりです。

それにしても口うるさい、わたしです。
早く早くとせかせるばかりで・・・あしたからはやさしくなろうと反省しています。
いつも、あしたからと思っているのです。

まっ、明日の稽古のことでも考えるとしましょう。

2004/02/19(木) ワタシの精神は…/桃色咲希
3月13日、くすのきクリニックの文化祭に参加する。
これもワタシ達にとっては、実に3年前からの恒例イベントとなっている。
参加される患者さんはご老人が多く、ワタシ達はと云うと彼等よりいくらか若いので、
ワタシは毎年文化祭が近づくと「この内容で受け入れてもらえるかしらん」と
どまどましてしまう。
しかし去年も一昨年もそんな思いとは裏腹に、
くすのきクリニックの皆様の反応は、すこぶる良かった。
今年も非常にどまどましているが、思い切って踊ろうと思ふ。

明くる日の3月14日、武蔵ヶ丘コミュニティーセンターにて、
またもやイベント出演する事になっている。
と、今日山南さんから聞かされた。
なんでも今年の武蔵中学校卒業生のお別れパーティーに参加するとか。
「トロイメライ」を武蔵中で公演した時は、彼等はまだ中2で卒業の事や、
受験の事なんてあんまりピンと来ない子どもだっただろうに…(多分ね)
月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。だ。

たったの2日間で、夢棧敷は15歳〜80歳代の目に触れる事になる。
これはもう、どまどまなどしていてはいけない。
さよなら!どまどま!

2004/02/18(水) 私の肉体は・・・/夢現
25年も役者をやり続けていると、どういう訳かセリフの覚えが悪くなります。
それを年齢のせいだと言う人も中にはいますが、私は必ずしもそうではないと思っています。
どうか悪あがきだと思わないで下さい。
役者にとって何が一番大切かと言うと、やはり身体<からだ>なのです。
板の上でどう立つか、どう動くか、どう止まるか・・・
つまり、どう身体<からだ>の動きをコントロールするか、ということなのです。
身体<からだ>を自由に動かせるようになると、セリフはあとからついて来ます。不思議なものです。
演出の山南さんは、若い劇団員に向かっていつも言います。「セリフは覚えなくていい!」
でも、彼女たちにその意味がわかるまでには恐らく何年もかかるでしょう。

私は今「おばあ」と向かい合っています。
私に今必要なのは、セリフではなく「おばあ」の身体<からだ>です。
「おばあ」のたたずまいを私の肉体でどこまで表現できるか・・・。
今の私の興味はただこの一点にあります。

乞う、ご期待!

2004/02/15(日) 魔物が見えるよ!/山南純平
舞台には魔物が棲みついている。
吉野スタジオの稽古場にも・・・ほら!気配を感じるでしょ?
私はその魔物たちに名前をつけている。名無しではもったいない。

@おばぁ・・・またの名を琉球の光る星砂。
Aカナ・・・・鏡の中で永久に生き続ける「平和」の少女。
Bオドル胎児たち・・・幾億年の旅人。
C彷徨う英霊たち・・・わたしは死んだのでありますか!
D時計仕掛けの少女/呼吸器をつけた人形/影を歌う少女

役作りをする前に、そんな魔物たちが稽古場にも舞台にも棲みついているのです。
本日はイメージトレーニングの日なり。
座長(夢現)が衣装の一部である包帯を仕入れてくる。これに紅い花を咲かせよう!
日常生活では吐けない<たわごと>が劇作りのために当たり前のように湧き出てくる。

「1945漂流記」を人類の記憶に刻み込んでやろう!劇団員もスタッフも夢棧敷を応援してくださる皆々様も、束になってそれぞれの魔物を探しにかかろう。
いいじゃないですか。変な人と思われようが・・・。ちっとも恐くありませんよ。それが劇です!

2004/02/14(土) 春一番/桃色咲希
「元気ですかーっ!?元気があれば何でもできる!行くぞ!1・2・3・ダーッ!」
…と叫びながら、熊本に気象用語で云う“やや強い”風が吹いた。
猪木のようなこの気合の入った風は、春一番であろうか?
此れに負けないくらいの気迫で、稽古に挑む。
今日も“舞台の魔物”について山南さんは語る。
しかし“魔物に取り憑かれる”と云うのはどうも難しい。
否、「取り憑かれよう!」と思って憑かれる事は出来ないし、
稽古の頑張り次第で“魔物”に取り憑いてもらえる、と云うわけでもない。
何度照明を浴びて舞台に立っても、“魔物”の姿が見え隠れする程度で、
取り憑きはしない。
「魔物ちゃん、恐くないから一度ワタシに取り憑いては如何?」

今日はバレンタインディ。お菓子会社の策略に見事、はまってしまい
チョコレートを持って来た辻さとみさんと和田冬美さん。
しかしワタシも含め劇団員は大喜び。
口の周りを茶色くしながらの稽古であった。

2004/02/13(金) ナルシスト/坂本冬馬
今日は転生組のパフォーマンスの稽古をしました。
よく、山南サンが「踊っている最中に魔物に取り憑かれる。」
と言っていますが、私は自分が魔物に取り憑かれているかどうか
わかりません。というか、「魔物に取り憑かれる」と言う事自体、
いまいちピンときません。ただ、私の場合、踊っている時にナルシズムの境地に入ることがしょっちゅうあります。普通の生活でも、私はナルシストの素質が十分あるのですが、踊っていると、周りで踊っている人たちが小さく見え、自分はとても特別な存在で、みんなが自分を見ていると勝手に思い込んでいます。完璧な自己満足であります。
よく、ナルシストはイカンと思っている人がいますが、そうではありません。最初から卑屈になっていては、出来るものも出来なくなります。
だから、そうやってナルシズムの境地に入っていくのも、また大事なのだと思います。

2004/02/12(木) 成長したヨ/桃色 咲希
「カッコントウ・カッコントウ」とピンポン球が鳴り響く稽古場に、
いつものように劇団員が集まった。
そして卓球でリズム感をいくらか掴んだ後、早速劇中歌の稽古に入った。
この日は初めて練習する新しい歌を歌った。
初めてにしてはまぁまぁ歌える感じだ。
“アリスの教室”の挿入歌“てるてる坊主”を最初に歌った時なんか悲惨だった。
「♪...晴れたら キンノォー スずあげよ」(カタカナの部分は声が裏返っている)
といった具合に。ワタシ達は成長したのだなぁ…。
心臓にじぃんと込み上げてくるモノを感じる。
しかし表現をする者は成長を止めてはいけないのです!

退く戦術われ知らず/聴けやラヂヲの暴走を/
前進々々また前進/想いとどくその日まで/

2004/02/10(火) 泪も枯れる狂気に向かって・・・夢現

街の交差点で一人のおじさんの独り言を聞いた。
…「死ぬに決まっている」…。
私はすれ違いざまに「そうだよね!」と一人呟いた。
その時、私は「1945漂流記」のことを想っていた。
あどけない少年兵も、保身に走る日本兵も、逃げ惑う住民たちも、みんなみんな
そう、「死ぬことを予定されていた」1945年。

私は、あの時死んでいたかもしれない「おばあ」を再び演じる。
そして再び、あの時死ぬはずではなかった「カナ」をこの手に抱かなければならない。
台本の行間に溢れている「おばあ」のすさまじい狂気をどう表現するか。
交差点ですれ違ったおじさんの狂気を、私は役者として乗り越えることができるのかどうか・・・。

日常の自分の曖昧さと対峙して行く日々が、また始まります。

2004/02/09(月) 音と歌、ほぼ決定!!/山南純平
「1945漂流記」春公演の音響関係が揃いました。少々、アレンジしますが、とても夢桟敷らしい劇になるでしょう。
軍歌あり、ブルースあり、ロックありの演歌ありーの。むちゃくちゃのようでもあり、もしかしたら、これは戦争ミュージカル?
とんでもない。。。
心の奥深くまで「あの時の戦争」を刻み込むための音響効果と歌にしたいと思います。
言葉、台詞の表現から五感をフル回転させる劇へ!
明日から美術のプランに入ります。

2004/02/08(日) 足袋と床の相性/桃色咲希
昨日の風邪は今日の友。
ワタシの風邪と仲良くしつつ、今日は練習に参加。

転生組の基本トレーニングも気合が入っている。
スローで三角形を描くように移動する。
「冬馬!悠夢!腰を曲げて!もっと曲げて!まだ曲げ方が足りん!」
山南純平の喝が飛ぶ。気合が入っている。
踏ん張る坂本冬馬と悠夢。
しかし稽古には劇団員は皆、足袋を着用している。
おまけに稽古場は、床。此れ即ち、、、
「すってーん!」…悠夢がこける。続いて、
「すってーん!」…冬馬がこける。それからと云うもの、
「すってんころりん、ころころりん♪」と云う具合にこけまくり。
正に“転症組”である。
“暗黒舞踏集団・転生組”と、堂々と名乗れる日は来るのだろうか。
修行あるのみ、である。共に頑張ろう、坂本冬馬、悠夢よ。

後半は粗立ち稽古。主に唄と踊りをした。
良い汗が飛び交う。しかしまだまだ未完成だ。
3月13日までには間に合うとは思うが…。
その日は“くすのきクリニック”にてイベント参加。
お年寄りの方々に楽しんでもらえる様に、張り切って踊ろうと思う。
そして、本公演のチケットを買ってもらえるように…

2004/02/07(土) 本日オープン・稽古日記/桃色咲希
サイケなサイケな稽古日記。
此処に書き込み初体験。
嬉し恥ずかし思春期ブルーフィルム。

今日の練習メニウは読み合わせ。
ワタシは風邪をひいてしまった為に、この日は音楽担当。
(皆、風邪うつしてたら御免ネ)
陽の当たる場所へテーブルを移動し、いざ!読み合わせ。
…泣けちゃう。本当に涙が出そうになった。
もう思い切って泣こうと思ったが、恥ずかしくてやめた。
随分前に、照れは捨てた筈だが、未だ残っていたようだ。

……嗚呼、風邪であることが憎々しい。
唄いたいし、喋りたい。
そんな自分の煩悩と戦いつつ、
ラヂカセのボタンをポチッと押すワタシ。(何ていじらしい。)
しかしたまには見学するのも面白い。
(もう絶対見学はしたくないけどネッ。)
明日は必ず今日の欲求不満を爆発させます。
見てろよ、君たち!


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