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2004/02/15(日)
魔物が見えるよ!/山南純平
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舞台には魔物が棲みついている。 吉野スタジオの稽古場にも・・・ほら!気配を感じるでしょ? 私はその魔物たちに名前をつけている。名無しではもったいない。
@おばぁ・・・またの名を琉球の光る星砂。 Aカナ・・・・鏡の中で永久に生き続ける「平和」の少女。 Bオドル胎児たち・・・幾億年の旅人。 C彷徨う英霊たち・・・わたしは死んだのでありますか! D時計仕掛けの少女/呼吸器をつけた人形/影を歌う少女
役作りをする前に、そんな魔物たちが稽古場にも舞台にも棲みついているのです。 本日はイメージトレーニングの日なり。 座長(夢現)が衣装の一部である包帯を仕入れてくる。これに紅い花を咲かせよう! 日常生活では吐けない<たわごと>が劇作りのために当たり前のように湧き出てくる。
「1945漂流記」を人類の記憶に刻み込んでやろう!劇団員もスタッフも夢棧敷を応援してくださる皆々様も、束になってそれぞれの魔物を探しにかかろう。 いいじゃないですか。変な人と思われようが・・・。ちっとも恐くありませんよ。それが劇です!
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