稽古場日記
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2004/02/18(水) 私の肉体は・・・/夢現
25年も役者をやり続けていると、どういう訳かセリフの覚えが悪くなります。
それを年齢のせいだと言う人も中にはいますが、私は必ずしもそうではないと思っています。
どうか悪あがきだと思わないで下さい。
役者にとって何が一番大切かと言うと、やはり身体<からだ>なのです。
板の上でどう立つか、どう動くか、どう止まるか・・・
つまり、どう身体<からだ>の動きをコントロールするか、ということなのです。
身体<からだ>を自由に動かせるようになると、セリフはあとからついて来ます。不思議なものです。
演出の山南さんは、若い劇団員に向かっていつも言います。「セリフは覚えなくていい!」
でも、彼女たちにその意味がわかるまでには恐らく何年もかかるでしょう。

私は今「おばあ」と向かい合っています。
私に今必要なのは、セリフではなく「おばあ」の身体<からだ>です。
「おばあ」のたたずまいを私の肉体でどこまで表現できるか・・・。
今の私の興味はただこの一点にあります。

乞う、ご期待!


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