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2004/03/17(水)
酒が飲める劇団/山南純平
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本番までアト17日!もある。
本日の夜、中学・高校生の劇団員には内緒で、副島・波多野・桃色咲希との4人で居酒屋「楽天坊」で酒を飲む。 いつまでも子ども扱いして来たが、気付くと二人共に酒が飲める年齢になっていたのだ。 おじさん二人は何か感慨深いものを感じつつ、娘たちの成長を喜んでいるのだ。
何が楽しくて演劇なんかやっているのかというと、それは稽古の後の一杯。本番の打ち上げ。演劇をやっている者しかわからない美味しい酒の味である。
そういえば、むかしの劇団員はほとんど大人だったので、何かにかこつけては飲み方をはじめていた。 稽古よりも、飲んでる席で芝居ができあがったといってもいいくらい、大事な時間だったような気がする。 年が近かったせいか、喧嘩もよくした。 誰が「焼き鳥」を盗み食いしたかで、殴り合いになったこともある。 喧嘩が強くないと演劇をやってられないような錯覚があった。 男の劇団員はほとんどヤクザ化していた。 スキンヘッドにマユゾリの集団が夜の街を歩いていたのだ。
今はそんな怖いイメージは全くないが、やはり酒を飲みながら劇団員と接することができるというのは楽しい。 運転役の座長さん、今回は飲めなくてごめんなさい。
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