|
2004/04/15(木)
人の力/山南純平
|
|
|
先日より棟梁(方尾さん)が劇団の照明器具の件で動き回ってくれている。 今日は調光機の部品を購入してくれる。フリースペースでの公演で一番、頭を痛めるのが明かりのセットであるが、次回よりパワーアップしそうだ。 棟梁にはどのように恩返しすれば良いのだろうか。考えるだけでゾクゾクしてきた。
本日の稽古は5月の連休に催される「パフォーマンス」の組み立てをおこなう。会場は打越公民館。 稽古場へ行こうと車に乗り込もうとした時、元劇団員T・Misakiさんに出会う。 彼女は只今、メイク・ネイルなどエステに関することを勉強しているらしい。 5月2日はファッションショーの本番があるらしい。 劇団でもショーメイクの勉強会をするので協力して欲しいことを言い残し、その場で別れた。
村上精一君が一年ぶりに復活してきた。 大学受験のために一年間、休演していたのだ。 見事に教育学部に入学し、これからの怪演が楽しみである。・・・いきなり、半月後にはパフォーマンスで本番を迎えることになる。 転生組の舞踏と気配合わせの基礎トレーニングをおこなったが、マスターが早い。
稽古が終わり、家に帰ってみるとニュースでイラクの邦人人質解放が飛び込んできた。 日常がドラマチックに通り過ぎていく昨今、確かに「人の力」を感じてしまう。 人の力は地味なものだ。組織のため、国益のためなど大袈裟にアピールしている時は眉に唾をつけよう。
|
|
|