稽古場日記
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2004年6月
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2004/06/25(金) 熊大劇研「KAN-KAN」観劇/山南純平
久しぶりの熊本大学の構内を歩いた。
政治的なスローガンの立看板は見当たらなかったが、相変わらず頭の良さそうな顔つきをした学生さんたちを見た。
アレッ、悠夢がいる!ストリート系?・・・悠夢ではなかったが、熊大にも垢抜けたのがいるじゃないか。

本日は私と咲希、冬馬、香西佳耶の4人で劇研の公演を見た。
受付には劇団員の村上精一が愛想良く、チケットのもぎりをしていた。
こうして見ると、彼はすっかり大学生ではないか。
劇の感想は村上精一に言おう。
学生演劇の現在は内向的になっているのかも知れない。
只、爆発力の可能性は秘めている。この一点を見守りながら、いつか付き合いたいものだ。
私の目はどうも観客になれないのだろう。作り手の側から「バカになれ!」と心の中で叫び続けているのだ。
若さは「バカ」の特権である。

30年前、熊大劇研から「バカ」を教えてもらったことがある。
恩返しができるとすれば、その伝統を語ることかも知れない。
まずは、村上精一に語ろう。


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